かあちゃんの愛情たっぷり!手作り「おかつ味噌」~ふるさとWish糸田町~

シンプルな原料ながら手間ひまと愛情で味わいが深くなる「おかつ味噌」

福岡県の中央部に位置する糸田町。弥生時代から稲作が盛んで、「いとよき田」と呼ばれたことに由来するといわれるほど、稲作文化が発展した町です。2019年6月28日(金)にKBCで放送された情報番組「アサデス。KBC」のアイタカー中継では、この町の「いいもの」を使用した手作り味噌「おかつ味噌」を紹介しました!

糸田の母ちゃんが愛情かけて手作り!

糸田町の神事に登場「おかつさん」

石井裕二リポーターとHKTの田島芽瑠さんが訪れたのは「道の駅いとだ」。地元のおいしいものがたくさん揃う直売所で、毎日、新鮮な農産物や海産物、手作りの加工品などが並びます。敷地内にある工房「おかつ工房」で、お目当ての「おかつ味噌」が作られているとのことで、早速2人は工房へ向かいます。
工房にいたのは地元の“お母さん”たち。毎日、早朝から味噌をはじめ、加工品や総菜を手作りしています。町自慢の「おかつ味噌」とは、地元のお母さんたちが手作りする味噌のこと。原料は地元のお米「元気つくし」に、一つひとつ手で選別した福岡産の大豆「ふくゆたか」と赤穂の甘塩のみと、いたってシンプル。しかしながら、手づくりの米麹をあわせて、地元のおかあさんが美味しくなるよう、たっぷりの愛情を込めて混ぜ込み、1年間じっくり熟成させる完全無添加・県産ものの材料にこだわったやさしい味噌です。うま味がギュッと濃縮された風味豊かな味噌は、味噌汁だけでなく、さまざまな料理にも活用できると好評。毎年完売してしまうほどの人気商品です。

「自然豊かな糸田へおいしいものを食べにおいで!」

「おかつ味噌」の考案者である植高泰子さんも「糸田のかあちゃん」。今年、1月に仕込んだ味噌樽を見せてくれました。「平成に仕込んで、令和で食べるとは感慨深い!」と石井リポーター。出来立てホヤホヤ、艶やかな「おかつ味噌」を目の間に、期待が高まります。「この味噌樽を見守る可愛らしいキャラクターは誰ですか?」と田島さん。「これはおかつさんといって、300年以上前から糸田の神事まつりに登場する糸田の“女房”さんです。おかつ味噌は、“糸田のおふくろの味”として広く知ってほしいと、“おかつ”の名前をつけました」と植高さんは話します。

使い方イロイロ!絶品“おかつ味噌”料理

要予約のハンバーガー カツが2枚も!

お腹を空かせた2人のために、地元のお母さんたちが、「おかつ味噌」を使った料理を用意してくれました。最初にいただくのは、タマネギ、ジャガイモ、揚げが入ったお味噌汁。「あぁ~しみる~!おいしい!」と田島さんは至福の笑顔を見せます。「甘い!うま味もたっぷりですね!」と石井リポーターも大絶賛。「おかつ味噌」の、まろやかで優しい味わいがダイレクトに伝わります。続いては、「おかつ味噌」をそのまま使ったナスの味噌炒め。こちらも濃厚な味噌のうま味が口いっぱいに広がり、ご飯をかき込みたくなるおいしさです。
最後に登場したのは、「おかつバーガー」。こちらは、おかつ味噌をベースに、甘酸っぱい香りを引き立たせた「ゆず」、ピリッと刺激的な味の「とうがらし」、栄養豊富で料理の風味を上げる「ごま」の3つの味が楽しめるアレンジ味噌を使用したもの。要予約となりますが、450円で「道の駅いとだ」でも提供しています。
「おかつバーガー」をガブリと頬張った田島さんは、「カツが2枚も入って、とってもボリューミー!味噌と大葉が意外にマッチしていて、本当においしい!」と、大きな目をクリクリさせ、和洋折衷の衝撃的なおいしさに驚いていました。
「おかつ味噌」は和え物や炒め物はもちろん、ドレッシングにアレンジしたり、そのままご飯にのせたりと、いろんな食べ方ができます。糸田の“いいもん”とお母さんの愛情がたっぷり入った、とっておきのおふくろの味「おかつ味噌」。ぜひ一度、味わってみてください!

■道の駅 いとだ
福岡県田川郡糸田町162番地4
TEL:0947-26-2115

※植高泰子さんの高ははしご高

※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。

道の駅いとだ

住所:福岡県田川郡糸田町162-4

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