見た目にだまされないで!おかわりしちゃう薬草カレー ~ふるさとWish赤村~
KBCラジオ「PAO~N」(メインパーソナリティー・沢田幸二)では、ふるさとWishの「アイタカー中継」を放送。月~水曜に、アイタガールがアイタイ人やものを紹介しています。
5月22日の中継は、赤村特産物センターの敷地内にある、ログハウス喫茶「百笑(ひゃくわらい)」から。出演してくれたのは、生まれも育ちも赤村という、店長の湯口美佐江さん。店名の通り、笑顔の素敵な女性です。お店で使われる野菜は湯口さんが育てたもの。元々家庭菜園をされていましたが、収穫量が安定してきたため「野菜のおいしさを知ってもらいたい」とお店を開いたそうです。
すべて自家製!体ぽかぽかの薬草カレー
看板メニューは「薬草カレー」。入る薬草は、湯口さんのお庭でとれたもの。季節によって変わるそうで、この日は、たんぽぽ、オオバコ、ヨモギ、アザミ。それに菊芋やヤーコンなどの野菜がふんだんに入っているとのこと。
えー薬草?と顔をしかめたそこのあなた。わかります。百笑のカレーも、一瞬とまどう結構な緑色。スタジオでも「薬草というと苦いんじゃないかと思ってしまいます」とのコメントが。でも、今まで敬遠していた人こそ、百笑の薬草カレーを食べてみてください。固定概念がくつがえされます。國さき(山へんに立つ)成美リポーターも「すごくきれいな色!カレーにすると、とても食べやすいです」と、おいしさがひしひしと伝わるリポートをしてくれました。しかも「おかわりしちゃいました!」との報告も。これは本物です。國さきリポーターによると、食べた後、体がぽかぽかになったのだとか。体の中から健康になりそうですね!
薬草カレーは、自家製野菜のサラダ、自家製の薬草茶がついて650円。さらにもう一つおすすめのメニューが。赤村で捕れた鹿肉のジビエカレーです。肉は自家製の塩こうじに漬け込み、自家製の玉ねぎをたっぷり入れているそうです。
心も温かくなるお店です
ところで湯口さん、畑だけでなく、こんなに手間暇かかるお料理を提供して、いつ休んでいるのでしょう。忙しいのでは?とスタジオから呼びかけると、「はい!毎日、飛びはねております!」と、実に楽し気に話す湯口さん。人に喜んでもらいたい!という気持ちが、しっかり伝わってくるインタビューでした。
お店には、他にもジャムやお菓子など、湯口さんが手作りしたものが並んでいます。少しだけ、お得情報。コーヒーのみを注文しても、季節のものが次々に出てくるかもしれません。湯口さん、ついついお客様をもてなしてしまうのだとか。「3時間いらっしゃる方も。ぜひ、長居してくださいね」と笑う湯口さん。薬草の効能や採れる場所、育て方なども丁寧に教えてくれますよ。