【話題の新店】博多駅前に出現&既に行列!『dacō/I'm donut?博多駅前店』徹底解剖!オーナーシェフ平子さんに聞いた楽しみ方&イチオシメニューも紹介!(福岡市博多区)【まち歩き】
2026年7月21日、博多駅前に開業した「西日本シティビル」の1階に、生ドーナツ専門店「I'm donut ?(アイムドーナツ?)」とベーカリーカフェ「dacō(ダコー)」という人気店のおいしさが一度に味わえる複合ショップ『dacō/I'm donut?博多駅前店』がオープンしました。
手がけるのは、最近はフランス・パリへの出店が話題になった福岡発祥の大人気ベーカリー「AMAM DACOTAN(アマムダコタン)」などを展開する「peace put」。福岡での新店舗の出店はおよそ2年ぶりで、両ブランドともに県内2店舗目となります。
場所は博多口から徒歩約1分。博多駅前の新たなランドマーク「西日本シティビル」の正面玄関横にあります。
出勤前の一杯から、買い物帰りのひと休み、遠方に出かける前の手土産まで——さまざまなライフスタイルが行き交う博多駅エリアだからこそ、いつでも誰でも気軽に立ち寄れる場所に。そんな思いから、ドーナツ・パン・ドリンクと異なる魅力を持つ2つのブランドが、同じフロアに並びました。
八女抹茶をたっぷり使った限定ドーナツに、ブランド初の自家焙煎コーヒー。そして、オーナーシェフの平子良太さんが「ドーナツとパンはもちろんだけど、ぜひとイチバンに味わってほしい」とイチオシしてくれたスペシャルな一杯まで。世界を駆け巡るトップランナーの平子シェフならではの視点も交えながら、この2店の楽しみ方を紹介します。
■八女抹茶をたっぷり。博多駅前店だけの限定ドーナツ
そもそも「I'm donut ?」の持ち味は、外はカリッと、中はふんわりしゅわっと口の中で溶ける、唯一無二の"生"食感。食べた人はもちろん、ドーナツ自身も「私はドーナツなの?」と驚いてしまうほどの新食感——それが、あの印象的な店名の由来なのだそうです。その前身となる生ドーナツ自体は、実は福岡の「アマムダコタン」で出されていたメニューから始まったのもパン好きの間では有名な話です。
「I'm donut ?」1号店のオープンは2022年3月、東京・中目黒。現在は国内10店舗を展開するほか、2025年には4月にニューヨーク、7月に台湾、9月に韓国・ソウルと海外にも進出しています。
今回オープンした「I'm donut ? 博多駅前」に並ぶのは、5種類の新作を含む約15種類の生ドーナツ。
なかでも注目したいのが、博多駅前店限定の新商品(下写真の上段)です。
・プレミアム抹茶クリーム(税込518円)
福岡・八女の抹茶を、生地にもクリームにもたっぷりと使用した一品。八女抹茶の豊かな香りと、ほろ苦さをしっかり味わえる特別なドーナツに仕上がっています。
・コーヒードーナツ(税込518円)
カカオグレーズをコーティングしたチョコ生ドーナツに、隣のdacōで焙煎したコーヒーのクリームをたっぷりと詰め込みました。2つのブランドが並ぶこの店舗だからこそ生まれた、コーヒーの新しい楽しみ方です。
・フラワークルーラー 抹茶/ストロベリー/きな粉(税込388円〜)
生ドーナツ生地を使ったフレンチクルーラーを、お花の形に成形。それぞれ抹茶・ストロベリー・きな粉のチョコレートでコーティングして仕上げた、見た目にも華やかな3種類です。贈りものにもぴったり。
さらに注目すべきは、博多駅前店の注文はすべて券売機スタイルのテイクアウト専門だということ。博多駅前の需要を意識した、移動の合間にも立ち寄りやすい設計です。すべての生ドーナツを厨房でつくっているので、受け取りを待つあいだ、その様子を眺められるのも楽しいところ。
■そもそも「dacō」って? アマムダコタンから生まれた"都市型パン屋"
「dacō」も、あの「アマムダコタン」から生まれたアナザーブランドです。2023年10月に東京・桜新町へ初出店し、いまや国内7店舗を展開しています。掲げるコンセプトは「時代の需要に応えた"都市型パン屋"」。これまでのパンの既成概念を覆すような、ひとり分にちょうどいい、あえて小ぶりな食べきりサイズのパンをそろえています。いろいろ選べる楽しさと、残さず食べきれる安心感。もっと気軽にパンを楽しんでほしい、という思いが込められています。
■dacōにブランド初の自家焙煎コーヒーが登場
その「dacō 博多駅前」では、ブランドとして初めてとなる自家焙煎コーヒーがスタートしました。
店内に焙煎機を導入して開発したのが、オリジナルブレンド。カカオを思わせるアロマが持ち味のタンザニア産をベースに、複数種類の豆をブレンドしています。中深煎りならではの香ばしさとコク、そしてやさしい甘みのある一杯です。
ベーカリーとカフェ、その両方の良さを最大限に楽しんでほしい——そんな思いから挑戦したという自家焙煎。
パンやドーナツはこれまでもこだわり抜いてきたぶん、ベーカリーカフェのカフェの部分も妥協せず美味しいものを届けたい。
その思いから、本格的な焙煎機の導入に踏み切ったといいます。
パンと合わせるとお互いの香りや味わいが引き立ち、コーヒー単体でもじっくり味わいたくなります。
このオリジナルブレンドを使ったドリンクメニューは全7種類。店頭では豆そのものの販売もあるので、おうちカフェ用にも、ギフトにも。
パンのラインアップは約40種類。ピザ窯で焼き上げたバンズを使った「ナポリサンド」をはじめ、関東エリアで人気が高く福岡では初登場となる新商品も加わっています。
店内はワンフロアで、ブランド間に仕切りのない開放的な設計。都会的な洗練さと、木のぬくもりが同居する心地よい空間です。dacōには16席のイートインスペース(※イートインを利用する場合は要1ドリンクオーダー)があります。
目を引くのは、中央にどんと構えた焙煎機。片隅ではなく空間の真ん中に置かれているので、豆がローストされていく様子を眺めながら過ごせます。ロースター併設ならではのライブ感です。
天井を見上げると、コーヒー豆をかたどったモチーフが並びます。ブランド初の自家焙煎に踏み出したこの店を、空間そのものが物語っているようでした。
■オーナー・平子さんの一押しは、季節限定の「ポターチェ」
取材の最後、オーナーシェフの平子良太さんがイチオシしてくれたのが、dacōのドリンク「ポターチェ」でした。ポタージュ×ドルチェを掛け合わせた造語で、果汁を瞬間冷凍させてかき氷状にしたものに、自家製のチーズヨーグルトソースを合わせた"飲むかき氷"です。
この日提供されていたのは、季節限定の「葡萄とパイナップルココナッツのポターチェ(税込680円)」。
ひとくち含むと、かき氷のシャリッとした清涼感が広がり、そこにチーズのクリーミーなコクが追いかけてくる。冷たいのに、味の輪郭がぼやけない。ドリンクともスイーツとも言い切れない、初めての味わいでした。
平子さん曰く、「ドリンクやスイーツをつくっているというより、料理を仕込む感覚に近い」のだそうです。
長崎県出身の平子さんは、ホテルレストランを経て東京のイタリアンや和食店で修業を重ね、福岡のイタリア料理店では料理長を務め、その後独立して「ヒラコンシェ」を立ち上げ革新的な店づくりと名物料理を次々と創り上げた腕前の持ち主です。ベーカリー「アマムダコタン」を開いたのは、その後のこと。ブランド名も、アイヌ語の「アマム(穀物)」とフランス語の「コタン(集落)」を、イタリア語の前置詞「ダ」でつないだ造語です。
「料理人の手つきで組み立てられた一杯」だと思うと、あの不思議な味わいにも合点がいきます。
フレーバーは季節ごとに変わるので、訪れるたびに違う出会いがあるはず。
■生地も、クリームも。徹底した手作りへのこだわり
2つのブランドに共通するのが、手作りへの徹底したこだわりです。ドーナツやパンの生地はもちろん、中に入れるクリーム、惣菜パンに使うマヨネーズ、挟む具材まで——そのほとんどをセントラルキッチンで一つひとつ丁寧に手作りしているのだそう。
口に入れた瞬間の"生"食感も、コーヒーに合わせて選び抜かれたパンも、その裏側には手仕事の積み重ねがあります。
何気なく頬張る一口の奥行きは、こうした手間から生まれているのかもしれません。
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■『dacō/I'm donut?博多駅前店』
住所:福岡市博多区博多駅前3-1-1 西日本シティビル1階
営業時間:8:00〜20:00(LO19:30)
※イートインを利用する場合は要1ドリンクオーダー
※混雑時は入場制限が行われる場合がございます
定休日:不定休
席数:16席(dacō)
アクセス:博多駅 博多口から徒歩約1分
Instagram: @daco.pan
https://www.instagram.com/daco.pan/
Instagram:@i.m.donut
https://www.instagram.com/i.m.donut/
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※情報は2026年7月時点の取材内容をもとにしています。最新情報は公式Instagram等でご確認ください。
■ dacō/I'm donut?博多駅前店
住所:福岡市博多区博多駅前3-1-1 西日本シティビル1階
Instagram: @daco.pan
Instagram:@i.m.donut
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