【ニューオープン】2026年6月11日OPEN!絶景カウンターがある「食を旅する宿」が糸島・鹿家に誕生。玄界灘を望む海辺の美食リゾート『THE SHIKAKA(ザ シカカ ホテル&リゾートぶどうの樹)』(福岡・糸島市)【まち歩き】

姉子の浜のすぐそばに、泊まることを目的にした美食リゾート『THE SHIKAKA(ザ シカカ ホテル&リゾートぶどうの樹)』がオープン。
鮨と鉄板焼き、自社ワイン、地元の漁師や農家とつながる食の体験が、糸島に新しい旅の理由をつくる。


■この土地の名前を、そのまま宿の名前に

「SHIKAKA(シカカ)」という施設名は、糸島市二丈鹿家(しかか)という地名に由来する。
玄海国定公園内に位置し、姉子の浜のすぐそばに建つこの宿は、コロナ前からの構想が実を結んだ場所だ。
姉子の浜は、歩くと「キュッキュッ」と音が鳴る「鳴き砂」が今も残る希少な海岸として知られる。鳴き砂は砂が清潔で、湿度や粒の大きさが揃った環境でしか生まれず、全国でも数か所しか現存しない。開発や環境汚染によって失われた海岸が多い中、姉子の浜はその貴重な砂浜を今も守り続けている。

「地域住民の方々と何度も話し合いを重ねて、ご了承いただいた上で「鹿家」という名前を屋号にしました。この土地の時間や記憶を、そのまま未来へつないでいきたいという思いからです」。

施設は、この鳴き砂や希少植物を守るため、建築・運営のあらゆる面で自然環境への配慮を続けているという。

■夕方6時に漁港から届く、その日の魚

食の中心にあるのは、鮨と鉄板焼き。どちらも、目の前の海と地元の食材が主役だ。食事は海を望む鮨カウンター、鉄板焼きカウンター、個室、そしてお部屋食の4スタイルから選べる。宿泊者向けのオールインクルーシブプランが基本で、ドリンクも込みのスタイルで提供される。
鮨に使う魚の多くは、施設から数分の福吉漁港で獲れたもの。夕方6時ごろに定置網漁から戻った漁師から直接受け取り、その夜に提供する。

「街中で仕入れるものとは全く違う鮮度のお魚が、そのままお客様に届きます」。

鮨は醤油を使わずに食べるスタイルが基本。梅のジュレや玉ねぎ醤油などをあらかじめ握りに施し、素材の味をそのままに楽しめるよう工夫されている。
鉄板焼きでは「糸島の恵みサラダ」がフリーで楽しめるほか、糸島牛や九州各地の厳選食材を目の前で仕上げるライブ感とともに味わえる。自社農園や契約農家の野菜、旬の食材がパフォーマンス豊かに仕上がっていく。
レストランは宿泊者向けのほか、ランチ・ディナーのみの利用も可能。海が見える鮨カウンター(16席)、鉄板焼きカウンター(8席)、個室(8名×3室)を備え、家族の記念日や接待にも対応できる。

■ワイナリーが経営するホテル

ぶどうの樹グループは福岡県岡垣町にワイナリーを持ち、自社でシャインマスカットを原料にした「鮨ワイン」や、赤と白をブレンドしたロゼなどを製造している。THE SHIKAKAでは、このワインが食事のペアリングの中心を担う。
糸島のブルワリー(Hello Brewery)のクラフトビール、白糸酒造の「田中六五」、岡垣町の七曜酒造の「七曜」など、地元や福岡ゆかりの酒蔵のラインアップも揃える。

■亜麻色から紺碧色へ――空と海が変わっていく、1日

THE SHIKAKAが誇るもうひとつの体験が、刻々と変わる空と海の色だ。チェックインの午後から夜にかけて、亜麻色→茜色→宵色→藍色→紺碧色と、空が連続して変化していく。
カウンターに着席すると水平線だけが視界に広がるよう、窓の高さも細部まで計算されている。夕方には柏島の方向へ日が沈み、空と海が溶け合うマジックアワーが広がる。


■4つのホテルと11の離れ――自分だけの過ごし方を選ぶ

客室は全15室。ホテルタイプ4室と11棟の離れヴィラで構成されている。全室にジェットバスを完備し、海と空を感じながら深くリラックスできるウェルネスな滞在を叶える。

・うみのホテル(ホテル棟・全4室)
約42㎡の開放的なオーシャンビュールーム。テラス付きのツインルームで、1〜3名の上質なステイに。

・うみの離れ・オーシャンヴィラ(全7棟)
和室・洋室の2タイプ。全棟オーシャンビューのジェットバス付き。洋室にはフィンランド発サウナメーカー・METOSとのコラボルームも用意されており、プライベートサウナでの外気浴も楽しめる。サウナは60度から100度まで自分で温度設定が可能。子どもには低温設定で、サウナ好きには本格的な高温でと、家族やカップルそれぞれの使い方に対応する。

・ペットフレンドリー離れ・ガーデンヴィラ(全3棟)
愛犬と一緒に泊まれる離れヴィラ。インルームダイニングで、愛犬と同じ空間での食事も楽しめる。

・アートヴィラ(全1棟)
最大12名まで宿泊可能な大型ヴィラ。三世代での家族旅行、企業研修やオフサイトミーティング、プライベートパーティーなど、「集うこと」を目的とした別荘のような滞在に対応。
波音だけが隣にある、プライベートな時間がここにある。

■取材を終えて

実際に鮨カウンターに座って驚いたのは、窓の外に水平線しか見えないことだった。テーブルの高さ、窓の抜き方、すべてが計算されていて、気づけば海の上にいるような感覚になっている。

食材も、景色も、空間も――この土地への敬意が宿っていると感じた。福吉の漁師さんから届いたその日の魚、地元の農家が育てた野菜、糸島の酒蔵で生まれたお酒、岡垣町のワイナリーで生まれたワイン。糸島に暮らしていても、こんなに一皿の中に「この土地」が詰まった食事はなかなかない。

福岡市内から車で30〜40分。日帰りではなく、ぜひ一泊してほしい場所だ。夕暮れ時に空が「茜色」に染まる瞬間を、ぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

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■『THE SHIKAKA(ザ・シカカ ホテル&リゾート ぶどうの樹)』

所在地:福岡県糸島市二丈鹿家844-8
客室数:全15室(ホテル4室、オーシャンヴィラ7棟、ガーデンヴィラ3棟、アートヴィラ1棟)
設備:全室ジェットバス完備、一部プライベートサウナ付き(60〜100℃個別設定)、ペット可客室あり
飲食:鮨カウンター16席・鉄板焼きカウンター8席・個室(8名×3室)、ランチ・ディナー営業
アクセス:福岡市内から車約30〜40分 / 唐津・虹の松原から車約10分
公式サイト:https://theshikaka.com
Instagram:https://www.instagram.com/theshikaka/
※ふくおか平日おトク旅キャンペーン対象施設

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■ THE SHIKAKA(ザ・シカカ ホテル&リゾート ぶどうの樹)

住所:福岡県糸島市二丈鹿家844-8
Instagram:@theshikaka
公式サイト

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