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KBCでは、10月20日から26日まで、性的マイノリティの当事者や、支援者であるアライの方々の想いや活動などを伝える「レインボーウィーク」プロジェクトを展開しました。
今年のテーマは“違いを超えて、違いをチカラに”。
わたしたちは等しく尊重し合えるような社会づくりの一助を目指します。
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■誰でも安心できる社会を目指す「九州レインボープライド」
福岡の街中で鮮やかな虹色の旗を掲げ、パレードをする大勢の人々。 LGBTQ+当事者を中心に、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指す「九州レインボープライド」の様子です。 パレードの主催者である九州レインボープライドの三浦暢久さんは、「手話通訳者はとても重要な存在」だと話します。
■ろう者のLGBTQ+当事者を支える手話通訳者
三浦さんの隣で講演会などのイベントに同行している、手話通訳者の松井玲子さん。 松井さんは、耳の聞こえないLGBTQ+当事者の「声」を伝えるサポートをしています。 松井さんは、ろう者への配慮から、自身も発言の際に手話を用いながら、その活動の重要性を説明します。
「ろう者の中にもLGBTQ+の当事者はいます。手話は、ほぼオンタイムで情報を伝えることができるツールのひとつなので、 その場で一緒に笑うことができるんです」
あるとき、松井さんのところには、ろう者のLGBTQ+当事者から「気さくで、理解を深めようとする姿勢に、勇気をくれてます」 「手話でコミュニケーションとりながら、聞こえない人(障がい者)へ1つ1つサポートしてくれる松井さん」といったコメントが寄せられました。
松井さんは「『今日は楽しかった~!』と言ってもらえると、ああやっていて良かったと思います」と微笑みます。
■「ツールボックス」として常に自分を磨く
三浦さんが松井さんを「なくてはならない存在」という理由は、松井さんのプロフェッショナルな姿勢にあります。 「LGBTQ+に関しては、新しい手話や新しいワードもいっぱい出てくるので、熱心に勉強されていらっしゃいます」。 セクシュアリティーやジェンダーに関する新しい言葉が日々生まれるため表現は常に進化しており、手話通訳にも常に最新の知識が求められるのです。
松井さんは、学び続ける姿勢を崩しません。 いつか役に立てばと、手話に関連する知識を得るだけでなく、英語のレッスンなどを受講し、幅広い分野の知識を蓄えているそう。「自分自身は“ツールボックス”だと思っています」と話す松井さん。使ってもらうためにも「 日々、磨いておかないといけないものでもあるんです」。常に、真摯に取り組んでいる松井さんだからこそ、当事者から厚い信頼が寄せられるのです。
松井さんが手話をしながら語る言葉には、強い願いが込められています。
「コミュニケーションの壁が少しずつ低くなって、なくなるー。そういう風に、社会が変わればいいなと思っています」
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※KBC 九州朝日放送 2025年10月17日「十人十色~虹色の人生~」の放送内容です。
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