どんこ舟に揺られてゆったりと巡る「川下り」で知られる柳川。その情緒ある掘割の風景に、今春、全く新しい楽しみ方が加わりました。その名は「掘床(ほりどこ)」。
■ 楽しみ方は自由自在!水上のマルチスペース
「掘床」とは、舟の上に舞台を組み、水の揺れを感じながら、さまざまな地域の体験ができる場所。
最大の魅力は、その使い勝手の良さにあります。実際に乗ってみると、いかだのように水面にぷかぷかと浮かぶ感覚を味わいながらも、驚くほどの安定感に包まれます。先日行われたお披露目会では、小さなお子さんたちも、まったく怖がることなく「掘床」にひょいと飛び乗り、おいしそうに焚き火でマシュマロを焼いて頬張る微笑ましい光景が見られました。また、夕方には同じ「掘床」の上に本格的な茶室がしつらえられ、水音を背景にお茶を嗜む風流なひとときが繰り広げられました。
プロジェクトの発起人は、柳川市観光協会の氏家将利さん(写真左端)。「柳川の掘割は、世界でも類を見ない特徴です。その掘割をもっと感じて、価値を知っていただけるものを作りたい、という想いからスタートしました」と、氏家さんは語ります。氏家さんの周りには、乗富鉄工所の乘冨賢蔵さん(写真左から3番目)、みずべデザイン室の石本大歩さん(〃左から2番目)という頼りになる面々がそろっていたことも、実現への大きな力となりました。常日頃から柳川のこれからを話し合っていた3人で、2025年秋ごろに「掘床」プロジェクトを始動。そして約半年後には、この新しい場所の完成へとつながっていったのです。
※写真:乗冨鉄工所提供
しかし、乘冨さんは「いえ、これは“完成”ではありません」と言葉を続けます。「どう使うかによって、いくらでも広がるんです。『掘床』は可動式なので、遊歩道にもなるし、水上会議室にもなる、お店だってできます。柳川にある文化は素晴らしい。この『掘床』を自由に使っていただくことで、柳川の魅力が高まっていくと確信しています」。
次はどんな景色の中で何を楽しめるのか-。
柳川の新しい「水辺の特等席」から目が離せません。
【掘床コンペティション】
現在、「みんなで掘床を育てていく」をテーマに、掘床を舞台にした新コンテンツを募集中です。応募締め切りは2026年4月5日(日)20:00。
応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfKsYWm7jE5Mn8YR6wskL48JGr_VgM301cQM7lRZ_ZVrBpRWg/viewform
問い合わせ:柳川市観光協会
電話:0944-88-9027
インスタグラム:https://www.instagram.com/horidoko.doko/
■ からたち文人の足湯公園
住所:福岡県柳川市弥四郎町9
「掘床」インスタグラム
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