福岡
糸島市

糸島・筑前前原駅北口すぐの場所にオープン！本とコーヒー、そして新しい感性に出会えるカフェ『1117』（福岡・糸島市）【まち歩き】

2025.12.22

糸島の玄関口・筑前前原駅北口からすぐの場所に、シンプルな外観ながらも確かな存在感を放つカフェ『1117（イチイチイチナナ）』が2025年10月30日にオープンしました。
店に入ってまず人目を引くのは壁一面の本棚。

様々なジャンルの書籍や雑誌が並んでいて、読むのはもちろん、一部は購入することもできます。
カウンターからはコーヒーのいい香りが漂っていて、メニューには厳選されたスイーツやワインも並んでいます。
実はこちら、Webメディア「ガジェット通信」を運営している『未来検索ブラジル』という東京に本社を置くメディア運営会社が手がけるカフェ。
奥には同社の糸島支部も併設されています。

■ここで味わいたい、スイーツとラテの組み合わせ

今回私がいただいたのは、「キャラメルケーキ（680円税込）」と「カフェラテ（690円税込）。
ラテは美しいラテアートがほどこされ、カップを持つ前から気分がふわりと明るくなります。
スイーツは東京のお店から取り寄せた特別なもので、福岡ではここでしか味わえない一品です。
香り高いラテと濃厚なキャラメルケーキの相性は抜群で、思わず「幸せ…」と呟いてしまうような組み合わせでした。

■アップデートするための場所

店名の「1117」は、お店の住所（前原中央1-1-17）から名付けられたもの。
あえて特定の意味を持たせず、受け手によって自由に解釈できるような「余白」を大切にしていきたいという想いが込められています。
糸島支部を立ち上げるタイミングで、地域に寄り添った場所を作りたいという想いが芽生え、カフェとオフィスがひとつになったのだそう。
糸島という土地柄もあり、観光の途中に立ち寄ってコーヒーを楽しむ人、地元の方がパソコン作業をしに訪れたり、ランチ後にふらりと一息つきに来たりする姿が増えているのも納得です。
「訪れた人の考え方や価値観が、ちょっとアップデートされるような時間を大切にしています」そう話してくれたのは、店長のノイさん。
心地よい空間での解放感、豆を挽く柔らかな音、そして漂うコーヒーの香り。
そうした何気ない要素が、気持ちを切り替えたり、新しい考え方に出会わせてくれたりします。
椅子やテーブルも、飲食のしやすさと作業のしやすさを両立できるものを厳選。
コーヒーも豆の選定から淹れ方まで、その人の好みに合わせた提案をしてくれます。

■日常に新しい風を届けるオアシス

スタイリッシュで洗練されたデザインが印象的な店ですが、スタッフのみなさんはとても温かくて気さくな人ばかり。
一声かければ、メニューの魅力や楽しみ方を丁寧に教えてくれるので、初めての人でも安心して過ごすことができます。
観光の合間にひと息つくもよし、PC作業や休憩場所として立ち寄るもよし。
本棚の本を手に取って読書を楽しんだり、スタッフからコーヒーの奥深さを教えてもらったり。
そんな小さな「発見」が待っている場所です。
糸島に誕生した新しいオアシスへ、日常の余白を楽しみに出かけてみませんか。

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◼️『1117』(イチイチイチナナ)
住所：福岡県糸島市前原中央1-1-17
営業時間：12:00~18:00
定休日：水曜
駐車場：なし（周辺にコインパーキングあり）
SNS：Instagram：@ichi_ichi_ichinana
https://www.instagram.com/ichi_ichi_ichinana/
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※情報は12月2日時点のものです。最新情報は公式HP、Instagram等でご確認ください。