

福岡市内から車で約1時間半。自然豊かな英彦山のふもとに位置する福岡県・添田町。
この町を元気にしようと奮闘する、双子の兄弟、髙瀨 迅人(はやと)さんと寛人(ひろと)さんを紹介します。
■弟・寛人さん、花で地域を盛り上げる!
まずは、弟・寛人さんがお父さんの後を継いで営む『タカセ花園(かえん)』。作業場に一歩足を踏み入れると、色とりどりの花の甘い香りに包まれます。
「自分たちで種から花を育てています」
ずらりと並んだ花は、まさに圧巻の美しさ。標高500メートルほどの英彦山のふもとに位置する津野地区は、
気候が涼しく、花の栽培にとても適しているそうです。
主に栽培している「トルコキキョウ」は、なんと15品種以上もあるとのこと。

■摘みたての感動を全国へ!観光農園プロジェクトも
『タカセ花園』の花は、オンラインで全国どこからでも購入可能。
収穫してから24時間以内に発送するので、新鮮さが特長です。お客さんからは「2週間以上も長持ちした」という嬉しい声も!
さらに「花をもっと身近に感じてほしい」という寛人さんの想いから、観光農園のオープンを目指してクラウドファンディングにも挑戦。
この冬、12月にはお花の収穫体験などができる観光農園をオープンする予定です。

■英彦山の大自然が育んだ平飼い卵「つのたま」
続いて、兄・迅人さんは、添田町の自然の中で平飼いの養鶏場を営んでいます。鶏舎でのびのび育った鶏たちが産んだ卵、それが「つのたま」。
一番のこだわりは、自家製の「発酵飼料」。地域で収穫された規格外のお米や米ぬかを混ぜて作り新鮮な餌が、
鶏たちの健康の源になっています。
さらに、鶏糞は野菜畑の肥料になり、そこで育った野菜をまた鶏が食べるという「循環型農業」を実践しています。

■産みたて卵でいただく究極のTKG!
迅人さんが愛情を込めて育てた卵「つのたま」(6玉入 360円)を試食。卵を割ってみると、着色料などを一切加えていない自然なレモンイエローの黄身がきれいです。
しかも、兄弟が作った新米の炊き立てご飯の上に「つのたま」をオン。添田町産の「しいたけ醤油」をかけた絶品の「卵かけご飯」をいただきます。
その濃厚な味わいとおいしさに、瀧心海リポーターも驚いた様子でした。
「つのたま」は年内にはネット販売も開始予定とのこと。気になる人は、『タカセ花園』のインスタグラムをチェックしてみてください。

『タカセ花園』
福岡県田川郡添田町津野2718
『タカセ花園』https://www.instagram.com/fukuoka.4h.takase/
『つのたま』https://www.instagram.com/tsunotama_egg/
https://takasekaen.com/
※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2025年9月16日「地元応援live Wish+」の放送内容です。
■ タカセ花園
住所:福岡県田川郡添田町津野2718
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