
濃厚すぎるカルボナーラが人気。平尾の町を見渡す高台にある、隠れ家カフェ「NIL」(福岡市中央区)【まち歩き】

福岡・平尾の町を見渡す高台にひっそりと佇む「NIL(ニル)」は、まるで秘密にしておきたい“隠れ家”のようなカフェ。
最初に見つけたとき、「え、こんな場所に?」と少しだけワクワクしたのを覚えています。
昼はランチ営業、夜はディナー営業と時間帯によって異なる表情を見せるこの店は、2025年8月で3年目を迎えるそうです。
店内は奥行きがあり、広々とした空間。壁や棚にはオーナーさんの趣味が詰まったイラストなどがセンスよく飾られていました。
■時間帯で変わるNILの楽しみ方
営業は11:30〜15:00がランチタイム、15:00〜17:00がカフェタイム、17:00〜25:00がディナータイム。さらに14:00以降はテラス席の利用もOKで、天気の良い日は外でゆっくりと過ごすのもおすすめです。
それぞれの時間帯でメニューも雰囲気も変わるため、NILの魅力は一度だけでは語れません。

■看板メニューは、濃厚カルボナーラ
ランチタイムの一番人気は、やはり看板メニューの「カルボナーラ」(サラダ付き税込1600円〜)。注文を受けてから仕上げられる一皿は、ひと混ぜすればふわっとトリュフの香りが広がり、食欲をそそられます。
使用しているパスタは、「淡路麺業」の生パスタ。もちもちとした食感と濃厚ソースの絡みがたまらなく、満足感が高い一皿。
卵は、大分県産の「タンタン卵」を使用。濃い黄身が深いコクを生み出しています。
さらに自家製の香り高い燻製ベーコンを使用しており、全体の味をぐっと引き締めてくれます。
※タンタン卵は時期によりクール便を使用し取り寄せているため、金額の変動があるそうです。

■季節で変わる、こだわりのチーズケーキ
ランチ後の楽しみには、著者は「りんごとキャラメルのバスクチーズケーキ」(税込800円)を注文。
キャラメルのほろ苦さとりんごのやさしい甘さが絶妙で、しっとりとした口当たりが印象的。
このチーズケーキは、ランチタイムでもカフェタイムでも楽しめます。特にランチ利用時にはデザートを100円引きでいただけるので、欠かせませんね。
なお、チーズケーキは季節によって内容が変わるとのこと。訪れるたびに新しい味との出会いがあるのもNILの楽しさのひとつです。

■昼とは違う、しっとりとした夜のひととき
夜17時以降は、照明もぐっと落ち着き、昼とは異なる顔を見せる『NIL』。
ゆったりとした落ち着いた時間が流れます。
夜限定のフードメニュー、ドリンクメニューもあるため、ディナーとしても、夜カフェとしても楽しめます。
今回ご紹介したバスクチーズケーキや季節のおすすめスイーツなどの常時5,6種類のデザートもOPENから24:00まで注文が可能です。

■オープン当時から変わらぬ人気店
『NIL』はオープン当初から変わらぬ人気店。
看板メニューのカルボナーラを求めて来店するお客さんはかなり多く、ランチタイムは予約で埋まってしまうこともあるようです。
特にお子様連れやテラス席を希望する方は、事前予約がおすすめとのことでした。
季節、時間、メニュー、そして空間。
どれを取っても一度では味わいきれない魅力が詰まった『NIL』。平尾の高台で、自分だけのとっておきの時間を見つけてみてください。
◼️『NIL』(ニル)
住所:福岡県福岡市中央区平尾3-14-29 1階
電話:092-406-7975
営業時間:11:30~翌1:00
定休日:水曜
駐車場:なし
SNS:Instagram@nil_fukuoka
https://www.instagram.com/nil_fukuoka/