
絶品スイートコーン!筑前町の道の駅…実は驚きの防災機能を完備(筑前町)【みんなで防災!KBC】

筑前町に心地よい風が吹くなか、Wish+の中継は「筑前町ファーマーズマーケットみなみの里」からスタート。お昼過ぎにはすでに多くのお客さんで賑わい、特産品や新鮮な野菜がずらりと並ぶ店内は活気にあふれていました。大川紫磨リポーターは「この時期といえばスイートコーン!大好きなんです」と目を輝かせ、店内の賑わいぶりを伝えていました。
店頭には大きくて粒がパンパンに詰まったスイートコーンが登場。生でも食べられるということで、大川リポーターもその場で試食。「口の中に甘みが広がりますね!」と感動していました。6月中旬にはホワイトコーンも出てくるそうで、旬の味覚を楽しみにしている様子でした。

みなみの里には、実は防災に役立つさまざまな仕掛けがあるんです。筑前町役場・環境防災課の倉掛由貴さんは、「ここ道の駅筑前みなみの里は防災機能も充実しています」と説明。まず紹介されたのは、一見普通のベンチ。実は中に軍手や着火剤など災害時に役立つグッズが収納されていて、いざという時にすぐ取り出せる工夫がされているそうです。

さらに、別のベンチは天板を外すと「かまど」に早変わり。45リットルの寸胴鍋が2つ置けて、なんと約300人分の汁物を調理できるとのこと。ベンチが2つあるので、最大600人分の炊き出しも可能です。広い広場では、間隔をとりながらゆったりと食事ができるスペースも確保されています。

椅子がテントをかけることで「簡易トイレ」になることも紹介。プライバシーや安全面にも配慮されており、高齢者や子どもも安心して利用できる設計です。さらに、屋根付きの休憩室は、四方を幕で囲むことで女性の更衣室や授乳室、医務室としても利用可能。多目的に使える防災設備が充実していることに、大川リポーターも驚きの連続でした。

みなみの里には、コンセントやフリーWi-Fi、太陽光発電や蓄電池も完備されており、災害時にも安心して利用できる体制が整っています。倉掛さんは「町として災害対策を強化し、みなさん一人ひとりが防災意識を持って備えてほしい」と呼びかけていました。大川リポーターも「日頃から身の回りを見直しておくことが大切ですね」と締めくくりました。
『筑前町ファーマーズマーケットみなみの里』
住所:福岡県朝倉郡筑前町三並866
電話:0946-42-8115
メール:mail@chikuzen-minaminosato.jp
営業時間:9:00~17:00(短縮営業の期間あり)
定休日:第3水曜日
公式HP:http://chikuzen-minaminosato.jp
※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2025年5月29日「地元応援live Wish+」の放送内容です。