【体験リポ】思い思いにはさんでみよう!オリジナル宗像サンド&トマト収穫体験『KBC親子サンドイッチ教室』(宗像市)

2025年5月17日(土)、KBC「ふるさとWish」と宗像市がタッグを組んだ体験型プログラム『KBC親子サンドイッチ教室~なんでもはさんでみよう!~』が初開催されました。
福岡市の人気サンドイッチ専門店「sandelica(サンデリカ)」オーナーの宇都宮雅子さんを迎え、宗像市の新鮮な野菜や海産物などを使った本格的サンドイッチ作りを体験しました。当日は小学生と保護者の親子10組が参加し、未知なるサンドイッチとの出会いに、期待と緊張が入り混じったワクワク、ドキドキの時間となりました。ジモタイムズ編集部も親子で参加し、その様子を体験リポートしてきました。

(写真左)司会進行役としてKBC「ぎゅっと」出演中の細谷めぐみアナウンサーも参加。

【トマト農園で収穫体験】
私たちを大歓迎してくれるかように、晴れやかな青空が広がる宗像に到着。まずは「天野農園」(宗像市)で、トマトの収穫体験を行いました。
トマト農家三代目 天野淳一さんから、おいしいトマトの見分け方や採り方を教えていただき、早速収穫スタート!小学3年生になる娘にとっては、農園での収穫はもちろん、たわわに実るトマトを間近で見るのも初めての体験です。「これどう?」と母が声をかけても、「自分で見極めたい」とトマトの茎や枝をかき分けながら、娘なりに厳選している姿がとても愛おしく感じられました♪
「トマト大好き♡」と話すお友達は、わずか数分で袋いっぱいに収穫!終盤には、参加者たちが慣れた手つきでハサミを使い、手際よく収穫する様子も見られました。

今回は淡いピンク色のトマトを収穫しましたが、天野さんから食べ頃や日持ちさせる方法も教えていただきました。常温で数日置き、赤くなったら冷蔵庫へ入れると一週間ほど日持ちするそう。また、完熟トマトを加熱してトマトジュースにする方法も教わり、食材の新たな活用法に参加した皆さんも感心していました。

【なんでもはさんでみよう!サンドイッチ作り教室】
トマトを収穫した後は、サンドイッチ作りの会場となる人気観光スポット「玄海横丁」(宗像市)へ移動。ロケーション抜群の会場で、玄界灘を眺めながらいよいよ本番です。
天野農園のトマトをはじめ、宗像産の野菜や地元の鯛を使ったフライ、ヒジキコロッケ、ちくわ、鯖フレーク、鯛ソースなど宗像オリジナルの具材がずらり。子どもたちは「どれを挟もうかな?」と悩みながら、好きな具材をたっぷりパンに挟んでいきました。具材を山盛りにして「たくさん挟んだよ!」と、倒れそうになるサンドを必死になってパンで押さえるお友達の頼もしい姿も♪思い思いに自由な発想でサンドイッチ作りを楽しみました。

【至高の「宗像スペシャルサンド」】
今回の目玉は宇都宮さん考案の「宗像スペシャルサンド」です。
ポイントは、宗像産のジャガイモと鯖フレークに金柑を混ぜ合わせた特製のマッシュ。
新鮮な野菜と宗像牛のソーセージを重ね、その上に鯖マッシュポテトをたっぷりのせて食パンでサンドします。「どんな味になるんだろう?」と想像もつかないこの組み合わせは、驚くほどのベストマッチ!金柑の皮の酸味が爽やかで、食べれば食べるほどやみつきになります!「好きなものを好きなだけはさみたい!」と、サンドイッチの果てしない可能性を追求し、今では約2000通りのレシピを持つ宇都宮さんだからこそ生まれた“化学反応”です。

「宗像スペシャルサンド レシピ」
【材料(1個分)】
食パン2枚/レタス40~50g/ソーセージ2本/トマトスライス2枚/鯖フレーク20g/金柑1個/じゃがいも50g(皮を剥いて茹でて潰したもの)/玉ねぎスライス5g/マヨネーズ適量

【作り方】
①皮を剥いたじゃがいもを適当な大きさに切り、柔らかくなるまで茹でる。
②金柑の種を取りスライスする。
③茹でて潰したじゃがいもに、鯖フレーク・玉ねぎスライス・金柑を混ぜる。
④ソーセージを縦割りにしてフライパンで焼く。
⑤食パンに、レタス→ソーセージ→トマト→マヨネーズ→③(鯖マッシュポテト)を順にのせる。
⑥もう1枚の食パンで挟み、グラシン紙で包んで半分に切る。

【親子で試食タイム】
最後に、出来上がったサンドイッチを親子で試食。収穫体験で訪れた「天野農園」のトマトや宗像市の食材をたっぷり挟んだサンドイッチは、格別のおいしさ!
分厚いサンドイッチを大きな口でほおばる子どもたちの姿は、とてもほほえましく感じられました。思い思いのサンドイッチ作りを楽しんだ参加者の皆さんからは、「また参加したい!」と笑顔が溢れていましたよ。


【サンドイッチで再発見した宗像の魅力】
宗像の味がぎゅっと詰まったサンドイッチを通して、地域の魅力を再発見できた貴重な体験となりました。なにより、親子で一緒に取り組むことで、絆がより深まったのではないでしょうか。次は、どの地域の魅力が詰まったサンドイッチが誕生するのでしょうか。
未知なるサンドイッチの誕生に、期待が高まります!

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