
案内犬 はな丸がお出迎え♪人にもペットにもやさしいお寺聖光「聖光寺」(小竹町)【ふるさとWish】

■福岡県・小竹町で見つけた、心の居場所
のどかな風景が広がる小竹町に、今ちょっと話題のお寺があります。
その名も「聖光寺(しょうこうじ)」。
玄関をくぐると、2階の本堂へ上がるエレベーターが目の前に。まず出迎えてくれるのは、もこもこフォルムの案内犬・はな丸くん!
愛嬌たっぷりの彼に癒やされながら、訪れた人の心がふわっとほぐれていく、そんな不思議な魅力をもった場所なんです。

今回、取材に応じてくださったのは、4月から本格的に活動を始める32歳の若き副住職・盛山さん。
以前は別の職業に就いていたという異色の経歴を持ちながら、いまは“地域のお寺”としてできることにまっすぐ取り組まれています。

■取材中まず目を引いたのは、色鮮やかなアート
聖光寺では、手書きの「イラスト御朱印」を授与しており、そのかわいらしさがじわじわと人気を集めています。
描いているのは、副住職の父である住職。天女をモチーフにした華やかなデザインが多く、見る人の心にそっと寄り添ってくれるようなやさしさにあふれています。
時には、家族で応援している「アビスパ福岡」をモチーフにしたユニークなバージョンも登場することも。毎月変わるデザインを楽しみに通うリピーターも少なくありません。

■おうちで、お寺で、想い出の中で。ペットと過ごす、最期の時間「ポピー」
この春、スタートする新サービス「ポピー」についても伺いました。
火葬炉を積んだ専用車両で、ご自宅や思い出の場所に訪問し、愛するペットを心を込めて送り出す火葬サービスだそうで、火葬後はお寺での納骨や、永代供養までワンストップで対応。ご希望があれば読経をともなったセレモニーも行えます。
「ペットも家族として、丁寧に見送りたい」という方々に寄り添う、やさしい選択肢を提供されます。2025年4月より順次サービス開始予定。
「堅苦しい場所じゃなくて、近所の人が気軽にふらっと寄って話せる場にしたいんです。」と語る副住職
地域のご縁をつなぐ”カフェスペースとして、夏前にオープンを目指す「寺カフェ」の運営も構想中。高齢者の多い地域に寄り添った交流の場として、週に数回の定期営業を予定。お茶やコーヒー・軽食、ケーキなどのメニューを考案中だそうで、「お寺でお茶する」そんな新しい習慣が、ここから生まれそうです。
玄関を入って左手のスペース(撮影時は雛飾りを展示)がカフェの会場となり、開始は2025年5月〜6月頃予定とのこと。

やさしくて、あたたかい。祈り、集い、笑顔が生まれる場所へ。
駐車場ではキッチンカーなどのグルメやステージイベントなど、まつりを開催する予定もあるそうで、現在お寺横にはテラスも建設中。
小竹町・聖光寺は、今の時代にぴったり寄り添う“やさしいお寺”へと進化を続けています。
はな丸と出会って、御朱印で心がほぐれて、寺カフェでちょっとひと息。
あなたもふらっと、心をゆるめに訪れてみませんか?
■『聖光寺』
住所:福岡県鞍手郡小竹町新多156-1
電話:0949-62-2107
駐車場:あり(5台)
アクセス:JR筑豊本線「小竹駅」より車で5分、徒歩22分
[公式HP] https://shokoji156.net/