【レインボーWeek】全国の自治体から依頼受けるITコンサルタント 自分らしく能力を発揮

【苅部将大さん】ITコンサルタント/糸島市在住/33歳
12歳のとき、男性同性愛者だと自認。2023年にパートナーシップ宣誓制度を申請し、性的少数者カップルの公認を受ける。

「ロボフィス株式会社」でITコンサルタントをしている苅部将大さん。現在は全国の自治体を中心に、新しいITツールを使って、業務改善を手伝う仕事をしています。現地で研修会や支援なども行います。

子どもの頃から好奇心旺盛で、すぐに熱中してのめり込むタイプだったという苅部さん。
「ひとつのことにすぐ熱中し、新しいことをどんどん吸収するという性格が今の仕事にもつながっているなと思います」

付き合って4周年の記念日に、パートナーシップを結びました。普段の食事作りはパートナーが担当。中でもお弁当に入れてくれる手作りの卵焼きが大好きで、苅部さんは「毎日英気を養っています」と話します。休みの日には、ふたりの好きなアーティストの音楽ライブに行くことも。

「(パートナーには)本当に支えてもらっているなと感じますし、支えてくれる人がいるから自分らしくいられる。無理をしないで頑張れる、というのが自分らしさかなと思います」と苅部さんは話します。

―苅部さんから読者へのメッセージ 

思春期には親とも衝突が多かったのですが、20代になった頃「自分らしく生きていることが大事」だと親から生き方を応援してもらえて、すごく支えになって今につながっています。自信を持てない時は、ふと立ち止まって、周りに助けられている部分を思い返しながら、もう一度自信を取り戻す。そんな再確認を忘れずに、自分を大切にしていって欲しいなと思っています!

※この記事は2024年10月29日「アサデス。KBC」の放送内容です。
※セクシュアリティについての記載は、当事者ご本人の承諾済みです。

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