全焼の人気ラーメン店が復活に向けた”応援”丼! ~ふるさとWish久留米市~

「モヒカンらーめん味壱家」のキッチンカー

多くのラーメン店が軒を連ねる久留米市。石井裕二リポーターは、とある更地を訪れました。かつてこちらにあったのは「モヒカンらーめん味壱家 本店」。久留米の人気ラーメン店のひとつで、その人気は久留米にとどまらず全国のラーメンファンからも愛されていましたが、昨年火事で全焼。コロナ渦が落ち着き、ようやくこれからという時に起こった悲劇に「ご近所さんへの申し訳ないという気持ちと、スタッフのケガがないかという気持ちと・・・」と火事直後の気持ちを話す「モヒカンらーめん味壱家」の於保貴久さん。

キッチンカーで販売予定の「モーヒカン丼」(※画像は試作です)

その後、家族の支えもあり於保さんは復活を決意します。復活に向けての第一歩は“キッチンカー”。「いろんなオフィスとかお祭りでモヒカンらーめんを食べてもらいたい」と於保さん。店舗が復活するのはまだ先になりそうですが、一足早くキッチンカーでモヒカンらーめんを食べてもらおうと計画が進んでいるそうです。

今回、そのキッチンカーで作ってもらったのは久留米市の“ふるさと丼”。せっかく作るなら、店の味が思い浮かぶような丼にしたいという思いが於保さんにはありました。そして出来上がったのは・・・もともと店で出していたメニュー「モヒカン混ぜそば」をご飯に合う味に改良しした丼!そぼろと生卵のまわりには、ニンニクをはじめ、ラッキョウ、魚粉などをトッピングしており、豪快に混ぜていただきます。「(味の)パンチがあります!パワーをもらう丼です」と石井リポーターも大満足♪試食している途中に丼の名前が浮かんできたそうで「『モーヒカン丼』はいかがですか」と於保さんに提案したところ「悲観せずに退かないってことですよね」と、そのネーミングに大賛成してくれました!

「モヒカンらーめん味壱家」於保貴久さん(右)、石井裕二リポーター(左)

「モーヒカン丼」はまだ試作段階ということで、復活の日までさらに工夫を凝らして磨き上げるそう。完成が楽しみですね!キッチンカーは早ければ2月下旬から稼働予定。「モヒカン」と赤い文字で書かれた“のれん”(トップ画像)が目印のキッチンカーですよ♪ぜひ見かけたら、召し上がってみてくださいね!


※この情報は、夕方の情報番組「シリタカ!」(2月8日放送、リポーター:石井裕二)でお届けしました。

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