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【いいづかブランド認定品】農家ユニット『百笑』が作る「まくわうり」漬物&スムージーにも
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2022年8月30日に開催された『いいづかブランド』認定審査会で、福岡県飯塚市の地域活性化に今後期待ができる8製品が選ばれました。
『いいづかブランド』(https://kbc.co.jp/wish/article/33725/)
6品目は「まくわうり」。
生産者の若手農家グループ「百笑」を《ジモタイムズWish》スタッフが取材しました。
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皮が黄色く実が白い「まくわうり」の大規模生産を行っているのは、福岡県では飯塚市だけ。“昭和のメロン”とも称される野菜で、程よい甘さが特徴です。
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「メロンをさっぱりさせた感じですね」と、『百笑』リーダーの高須賀政信さん。
『百笑』は30~40代の若手農家グループ。「まくわうり」の他、季節に合わせてさまざまな野菜を育てています。メンバーは皆サラリーマンを辞め、農業の道に。“やるからには九州一を目指したい”と、耕作放棄地などを積極的に引き受け、作付面積を増やしてきました。
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今では「ブロッコリー」の生産量、福岡県1位に!さらにその上を目指して邁進中です。
「まくわうり」の栽培を始めたのは、生産者が激減しているから。メロンなどの糖度が高い果物が流通したため、需要が減っていったといいます。
しかし「年配の人にとっては懐かしい食べ物。生でサラダにしてもいいし、漬物にも重宝します」と高須賀さん。「いいづかブランド」に認定されたことで流通経路も増え、現在はその爽やかな甘みを生かしたスムージーを飯塚市と共同開発中なのだそう!イベントなどで販売するかも、とのこと。味わえる日が楽しみです。
「まくわうり」の旬は8月。来年、スーパーの店頭で鮮やかな黄色いウリを見つけたら、ぜひ買ってみてくださいね♪