ロボット開発 アジアチャンピオンに!「技術応用し社会貢献したい」~ふるさとWish苅田町~

ムサシ、ゴ―――――――――ル!!!!

西日本工業大学と九州工業大学、広島工業大学の合同チーム「Hibikino-Musashi」が、国際ロボット競技会「Robocup Asia Pacific2021」のRoboCup Majour Middle Size League(中型リーグ)で、「Video Challenge」および「Scientific Challenge」で1位、また「人工知能学会賞」を受賞しました。

西日本工業大学 富永萌子助教(右)、野原修平さん

開発したのは“サッカーをするロボット”「ムサシ」。ロボットのプログラミングや人工知能が評価されたといいます。3人でパス回ししているボールをスムーズに追いかけるムサシ。動きはとてもスムーズで、まったく迷いがありません。さらに、篠﨑麻由子リポーターとのPK対決では、力強いシュートを2発おみまい!西日本工業大学工学部総合システム工学科の富永萌子助教は、「今はまだ“勉強中”ですが、ゆくゆくは世界的な選手の動きを覚えさせたいと思っています」と話します。

アビスパ福岡の大ファンだというスタジオのお天気キャスター・尾澤功さんは、「ルキアン選手の動きを入れて、ぜひ大量得点してほしいですね!」と興味津々。「ロボットと人間が同じフィールドで試合できるようになったらいいなと思っています」と富永さん。ただ、真の狙いはサッカーではありません。「使われている技術を社会に還元する、ということを目指しています」と、富永さんの構想は広がります。

同チームで開発に携わった大学院生の野原修平さんは、ドローンで屋内を探索し、救助活動に貢献する研究をしているそう。他にロボット相撲や超小型電気自動車の開発も手掛けているといいます。「大会では走行距離を競いますが、後々は(開発した)ロボットで社会に貢献できれば」と話します。

遊んでいるように見えるロボットですが、そこには私たちの生活を支えてくれるであろう最先端の技術が使われています。これからの研究・開発がとても楽しみですね!

※この記事は2022年の情報です(「Wish⁺」4月12日放送、リポーター:篠﨑麻由子【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

■ 西日本工業大学

住所:福岡県京都郡苅田町新津1丁目11

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