懐かしの路面電車がカフェに 駅前のレトロ車両でのんびりコーヒータイム~ふるさとWish大牟田市~
福岡県大牟田市の西鉄大牟田駅西口に、ツートンカラーのレトロな電車が停まっています。こちらは通称“204号電車”。1943年に製造され、大牟田市の路面電車が廃線になる1952年まで活躍していた路面電車です。引退後は福岡市内線も走り、その後山口県で読書室として使われていましたが、廃棄されることが決定。それを知った大牟田市の有志が結成する「204号の会」に引き取られ、市に譲渡されたといいます。大牟田市観光おもてなし課の宮野公平さんは、「当時(福岡市内線)のカラーを再現しているので、懐かしい方も多いのではないでしょうか」と話します。
老舗喫茶店のコーヒーを復刻
昇降口から乗り込むと、コーヒーのいい香りが漂ってきます。204号電車内の「hara harmony coffee(ハラハーモニーコーヒー)」では、大牟田市で長年愛され惜しまれつつ閉店した「コーヒーサロンはら」のコーヒーを提供。カラフルなフルーツサンドも、ショーケースにずらりと並びます。
車内のカウンターや、外に設けられたベンチでのんびりカフェタイムを楽しんでみては♪
大牟田市観光おもてなし課
0944-41-2750
※この記事は2022年の情報です(「アサデス。7」3月28日放送、リポーター:原実記【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。