宇美町産100%のエッシェンシャルオイル完成 休耕田でハーブを栽培~ふるさとWish宇美町~
福岡県・宇美町で、同町産のハーブを使ったエッセンシャルオイルが完成しました。
宇美町では、4年前に宇美町薬用作物生産部会が発足。中山間地の農地問題を薬用作物の栽培によって解決する取り組みがスタートしました。部会長の藤木匠さんは「ハーブ作りを始めたきっかけは、高齢化に伴う空き農地問題だった」と話します。「後継者がいない農地が荒れ、山の中だから、イノシシやシカが作物を食べてしまう。そこで、薬用作物なら鳥獣被害にあわないのではないかと思い、ローズマリーを植えてみました」と藤木さん。目論見は大成功!そこから農業問題の解決に向けて町の農家が中心となり、薬用作物、総称「うみまちハーブ」を栽培する取り組みが始まったといいます。
現在は7種のハーブを栽培。化粧品メーカーや漢方薬製造会社に卸しているそう。そして先日、うみまちハーブのオリジナルアロマオイル「宇美の雫」が完成しました。協力したのは、アロマ教室「CHPLUS ALOMA」の山田寛子さん。ローズマリーやヤマトトウキを蒸留器で蒸し、植物の香り成分を冷却してエッシェンシャルオイルを抽出。蒸すときに使う水も、宇美町の「強羅の雫」を使用する、すべてが“宇美町産”のアロマオイルです。
「すかっとさわやかで、すごくいい香り!青々しい葉っぱの香りがします」とリポーターの岡部来亜。「実際に宇美町の山を歩いて、香りを決めました」と山田さんは話します。
発売日は未定。決定気になる方は、宇美町の公式Facebookをチェックしてくださいね♪
※この記事は2022年の情報です(「PAO~N」3月8日放送、リポーター:岡部来亜【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。