小学生以下は無料！筑後のお母ちゃんたちが作るバイキング～ふるさとWish筑後市～

お腹も心もほっこりする「THEおふくろの味」が盛りだくさん！

※2023.1追記あり。

ソフトバンクホークス2軍本拠地としても話題の筑後市。水と豊かな自然に恵まれたこの街には、米や麦、ナシやブドウなどの農産物のほか、美味しいお酒を作る酒蔵もたくさんあります。
そんなおいしいものに溢れる筑後市を象徴するような「太っ腹グルメ」があるという情報を聞きつけた九州朝日放送の夕方情報番組「シリタカ！」。ガイドブックにも載っていない地域の魅力をアツく伝える新コーナー「ふるさとWish　シリタカ　ミツケタ」が2019年3月4日に放送した、超人気店の激安バイキングのヒミツをご紹介します。

早速、現地へ向かったリポーターのカイラくん。伺った先は、筑後市の知る人ぞ知る人気店「お食事処　萬年屋(はねや)」。店内に入ってすぐ、カメラに飛び込んできたのは、大皿料理の数々！「見てください、この料理！派手さはないけど、実力はある、まるでホークスの中村晃選手みたいでしょ！」とホークスのスタジアムDJを務めるカイラくんらしいコメントが表すように、肉じゃがなどの煮物に揚げ物、あえ物、サラダなど、慣れ親しんだ日本の家庭料理がテーブルに所狭しと置かれています。

店主の浅川太雄さんは「料理はどれも、筑後ならではの味付けです。甘めの醤油に砂糖を利かせ、ご飯がすすむ味になっています」と話します。
「では早速、頂いてみたいと思います！」そういってカイラくんが口に運ぶのは「茄子の煮びたし」。一口頬張ると同時に、「ん～うまい！」と思わずニッコリ。この美味しさの秘密は、「おふくろの味だから」と浅川さん。
実は「萬年屋」が提供する料理はすべて、浅川さんのお母さんをはじめ、地元の主婦が作っている本物の家庭料理。筑後の特産物や旬を取り入れた総菜のほか、焼きそばやナポリタン、コロッケなど、老若男女どんな年齢層にも好まれる味が揃っています。

「こんなにたくさんの料理がバイキング形式で食べられるのですが、驚くのはお値段なんです！」と興奮気味のカイラくん。それも納得、なんと大人650円と激安価格！「これでも値上げしたんですよ」と浅川さんは笑いますが、それでも70歳以上、小4～小6は500円、小3以下は無料と破格。ギリギリ価格でも提供するのは、「家庭の味をお腹いっぱい食べてほしいから」と浅川さん。なんともシンプルな返答ですが、そこには筑後の味、筑後の食材、筑後の魅力をもっと知ってほしいという「熱い郷土愛」があるに違いありません。
昔、食卓で「お腹いっぱい食べなさい」そう言ってほほ笑んだ母の姿－。そんな思い出が浮かんでくるような「萬年屋」の愛いっぱいの料理。どれも決して特別ではなく、素朴で何気ない家庭料理ですが、一つ一つ手作りされた「あったかい母の味」が伝わってきます。
これぞ筑後の魅力！ともいうべき郷土グルメの人気のヒミツは、お腹がいっぱいになるだけでなく、心もほっこり温かい気持ちで満たしてくれる「筑後の母の味」でした。
筑後へ訪れた際は、ぜひ、「萬年屋」のおふくろの味を食べてみてくださいね。

※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

※料金は中学生以上880円、小学生以下無料に改定（2023年1月現在）