これはカレーか?!ステーキか?!“華麗(カレー)”なる肉屋のまかない飯~ふるさとWish柳川市~

カレーと呼ぶかステーキと呼ぶか、それが問題だ

福岡県の南西部に位置し、筑後平野や有明海など豊かな自然を持つ柳川市は、味わい深い特産品がたくさん。柳川名物といえばウナギが有名ですが、今回は同市の新名物をご紹介!肉のプロが作る”ありえないまかない”らしいのですがー⁈

ウナギのまちで創業30年 試食ありの和牛専門店

アニメに登場するようなサイズ感!九州各県の銘柄を季節折々で厳選するというこだわりもポイント

リポーターのカイラ君が訪れたのは、柳川ゆかりの詩人、北原白秋の生家近くに店を構える「柳川肉匠職人 清柳食産」。1989年に創業した食肉専門店で、九州各県の銘柄和牛や銘柄豚、鶏肉を販売しています。一見「まちのお肉屋さん」らしい店構えですが、一歩店内に入ると雰囲気が一変。まるでバーカウンターのような販売スペースになっているのです。その横にあるのは、大きな塊肉が並ぶ保冷ケース。カイラ君をはじめ、スタジオ出演者も思わず「うわ~!」と感嘆の声を上げてしまうほど、ド迫力の風景です。

「最上級の柳川産博多和牛はきめ細やかな霜降りで、柔らかな肉質と、上質な脂の旨みと甘みが特長です」と堤社長

社長の堤清美さんが赤ちゃんを抱っこするように保冷ケースから取り出したのは、柳川産の博多和牛。「鹿児島産の黒毛和牛とピンクがかった佐賀牛の“いいとこどり”をした最高の肉質」と堤社長。その言葉通り、赤身と脂身のバランスが見事なお肉です。

「え?うそでしょ?」とスタジオ勢が驚きの声を上げたのは、「清柳食産」の独特な販売スタイル。目の前のカウンターでさばくだけでなく、しっかり味わえる一切れサイズで試食させてくれるんです!「柳川にはウナギだけでなく、こんなにおいしい肉があるんだと知ってほしくて」と、堤社長はこの「太っ腹スタイルを貫く」と話します。

こっそりと誕生した新柳川グルメ

「メチャクチャうまい!肉もカレーも口でとろける~」

「清柳食産」にはイートインスペースもあり、近隣7市による「まかない飯グランプリ」で何度も優勝している「まかないカレー」が味わえます。しかし、まかないと侮るなかれ。ビジュアル、ボリューム、味、そして価格で、多くのカレーマニアを魅了し、SNSや口コミでも話題となった「新柳川名物」なのです。

「見たらビックリしますよ!」というカイラ君の言葉と共に現れた「柳川黄金博多和牛カレーステーキのせ」。やや赤みを残すミディアムレアのステーキが1枚、ど~んと鎮座した肉肉しいカレーの迫力に、「た、たまらん!」、「え!ご飯、あります?」とスタジオ出演者も口があんぐり…。

「もともとは、社長の奥さんがまかないで出してくれていたカレーなんですよ」とスタッフの池松英明さん。「実は社長に黙ってステーキ肉をのせたら好評で…勝手にやっていたから、バレたときは怒られました」と誕生秘話も披露してくれました。

おいしさのヒミツは、その名の通り「博多和牛」の旨みと、じっくり煮込んだタマネギの甘さがとけ込んだ濃厚で深みあるコク。塊肉のゴロゴロした食感とスパイスの程よい辛みもクセになります。トッピングのステーキは柔らかく、口いっぱいに肉汁があふれます。最後まで飽きることなく肉のうま味を堪能できる、なんとも贅沢な「肉カレー」は、まさに「ここでしか味わえない」逸品です。

もはや「まかない飯」ではなく、「清柳食産」の「顔」になっている「柳川黄金博多和牛カレー」。その人気っぷりは、屋号を掲げていない店舗の目印が、「お探しの「カレー屋さん」は、ココですよ。」の看板になっているところからもうかがえます。ルーを真空パックに詰めた「柳川黄金博多和牛カレー」は、柳川市のふるさと納税返礼品の加工品№1商品にもなったそうですよ。

柳川城の紅葉映す堀割をどんこ舟でめぐる川下りを楽しんだり、ゆかりの作家たちの文学碑や歌碑をめぐったりと、秋の柳川は旅愁あふれる見どころがいっぱい。散策でしっかりお腹を空かせて、絶品カレーをガッツリ!なんて行楽の秋、いかがですか?


■柳川肉匠職人 (有)清柳食産
福岡県柳川市沖端町82
TEL:0944-72-9834

※このは記事は、夕方の報道情報番組「シリタカ!」(10月7日放送、リポーター:カイラ)でお届けした2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

柳川肉匠職人 清流食産

住所:福岡県柳川市沖端町82
電話番号:0944-72-9834
営業時間:11:00~18:00(ランチは11:30~14:30)
定休日:水曜日(日曜日はランチお休み)

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