オーシャンビューを独り占め！非日常を感じながら過ごす1日1組限定の島宿 ～ふるさとWish宗像市～

世界遺産の“神宿る島”沖ノ島をはじめ、歴史的に有名な福岡県宗像市。2019年9月24日(火)に放送されたKBCの朝の情報番組「アサデス。」の人気コーナー「アサデス。旅行社」では、同市の離島・大島に1日1組限定の宿があると聞き、調査に向かいました。

宗像から船で25分。大島にオープンした宿

神湊（こうのみなと）のフェリー乗り場に来たリポーターのボビー。スタッフから、今回訪れるのは宗像市の大島で、1日1組限定の宿を探すと聞かされます。早速、船で25分のところにある大島へ向かい、現地で聞き込みを開始しました。

まず島の販売店に立ち寄り、スタッフのみなさんに尋ねると「え？大島にですか？」「知らん」と、ほとんどの人がその存在を知りません。唯一、1人だけ「あの（宿泊料）10万のところやろ？」と知っているようでしたが、それ以上の情報は掴めず…。約600人と少ない人口なので、島の最新情報は一気に広まりそうですが、意外と知られていない様子です。

次に訪れた飲食店では、「ミナワっていうところですかね？今月オープンしたばかり」という有力情報をゲット。さらに「海が一望できて高級感があり、目の前に灯台があり絶景です」と詳細な情報まで得ることができました。

その宿には送迎があるとのことで、早速連絡したボビー。宿オーナーの糀屋 総一朗さんが迎えに来てくれ、大島の大自然を感じながら現地へ向かいました。到着後、のっけから驚くボビー。1棟まるごと利用できることから、「え？この建物？１組限定にしては大きいですね！」。続けて、「まだ中は見てないけど、奥さんと来たかったなー」とこぼしながら中に入ると、そこには素敵な空間が。「これはまた広か～！奥さん、呼ぶよ」とノリノリのボビー。「日本じゃなかごとある（ないようだ）」とセンスの良い造りに感心します。

1階に広々としたキッチンと、リビングダイニング。2階はすべて寝室で、ベッドが並んでいます。そして1階のウッドデッキに出たボビーは、さらにびっくり。先ほど島民から聞いたように、目の前に灯台と美しい海が広がっていたのです。そして「今日は、世界遺産の沖ノ島が見えますよ！」と、天気次第では沖ノ島が見えると教えてくれた糀屋さん。世界遺産も見られる“絶景”を独り占めできるなんて、本当に素敵です。

ウッドデッキのすぐ後ろにはお風呂があり、オーシャンビューを眺めながら入浴ができます。「家にこんな（眺めのいい）お風呂があったら浸かりっぱなし！いい仕事していますね～！」とご満悦のボビーでした。

ちなみに、食事は島内の飲食店から届けてもらうことも可能ですが、自炊もOK。そこで夕食を調達すべく、近くにある釣り堀「うみんぐ大島」に出かけたボビー。餌とレンタル竿で早速スタートしますが、全然釣れません…。周りはどんどん釣れるのになぜかボビーだけ釣れない状況が続きます。「夕食の魚、買った方が早いかも…」と弱気になったボビーでしたが、激闘の末、鯛やヤズ（ブリの若魚）などを釣り、2時間弱で終了。

今回は、釣った魚を島内にある飲食店「壽や 三郎」の大将に腕を振るってもらい、刺身の盛り合わせとタイの煮つけにしてもらいました。さあ、宿に戻って食べましょう！まずは、透明感のある刺身からいただきます。「ウマ！これくらい新鮮だと全然違いますね。コリッとした食感も楽しいですし」とボビー。スタッフから「自分で釣った魚は全然違います？」と聞かれ、「今、（魚が）一生懸命引いていた力を口の中で感じています」とニンマリ。

続いては、大将おすすめのタイの炙り刺しも。「（刺身と）同じタイなんだけど、ちょっと炙っていることで身がふかふかしていて、最高！」と絶賛。最後に、煮付けをいただいて「Perfect！」を連発。その表情と言葉で、満足感がビシビシ伝わってきました。

「この景色を見ながら食べるというのが一番の贅沢」と話していたボビー。「もう一回行ってもいい」と、とても気に入った様子でした。「泊まりた～い！あの景色をみながら飲みた～い」とスタジオメンバーからも感嘆の声が。

1日1組限定の贅沢な宿、minawa。ぜひあなたも訪れて、のんびり過ごしてみてはいかが？

■minawa
住所：福岡県宗像市大島
TEL：050-3569-8696

※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。