基本的にノリがチャラく、その場の思いつきで行動する適当な性格だが、なんとなく憎めず、人には好かれるタイプ。特に織田信長に気に入られることに関しては天才的な才能を発揮する。
織田信長の前以外ではそれなりの権力を持つため、自分がされたのと同じだけ下の者に無茶ぶりしてそのリアクションを楽しむところがタチが悪い。何でも、妻の〝ねね〟に報告する。
その容姿から猿と呼ばれていたため、そのまま〝サル〟として描かれる。
豊臣秀吉について
1537年尾張国生まれ。足軽の子であったが、織田信長に仕え頭角を表す。<本能寺の変>後、明智光秀、柴田勝家を討ち、四国・九州を平定する過程で、関白・太政大臣に任官し、その間、豊臣姓を賜姓され、その後、関東・奥州を平定して天下統一を果たした。明国征服を志して2度の朝鮮出兵を行うが、戦局半ばで病没した。
人の心を掴む天才と言われたことから「人たらし」と称され、その生き方は功名立志伝として広く親しまれ、百姓から天下人へと至った生涯は「戦国一の出世頭」と言われている。
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