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レインボーウィーク~わたしらしく、あなたらしく~ 性の多様性について考える1週間/2025年10月20日(月)~10月26日(日)

地域にみんなの居場所を

LGBTQ+の課題は、日本国内でも認知されるようになりました。
しかし今も、ネット上でも日常生活でも、当事者への心無い発言が目に付きます。

「差別のない社会」には、当然、性的マイノリティの方々も含まれます。
誰もが居場所を見つけることができる社会。
そして何より、子どもたちが、自身のセクシュアリティが原因で
居場所を無くしたり、傷ついたりすることがあってはなりません。

そのために、まずは正しく認知すること。当事者の声を広く周知すること。
もしも、自分の家族だったら、友人だったら、仕事仲間だったら—
そんな視点で、“自分事”として捉えること。

KBCでは当事者の方々の想いや活動などを伝える
「レインボーウィーク」プロジェクトを展開します。
ここ福岡・佐賀の当事者もそれ以外の人たちも、
互いに等しく尊重し合えるような社会づくりの一助を目指します。

私たちの取り組み

違いを超えて、違いをチカラに

2024年にスタートした「レインボーウィーク」。
2025年はさらに一歩前へ。

性的マイノリティ当事者の生きづらさ・悩み・苦しみに寄り添う人
その活動への支援を続ける人
あるいは当事者だからこそ、相手の痛みを理解し寄り添う人

互いの違いを超えて、違いをチカラに変える人たちを取り上げます。

十人十色~虹色の人生~/KBCテレビ:10月3日(金)~ 4回シリーズ

※放送時間は変更になる可能性があります

“普通とはなんなのか”
“普通”の人生なんてものはなくて、
それぞれが、それぞれの色の人生を進んでいるはず。

当事者の生きづらさ・悩み・苦しみに寄り添う人、
共に歩んでいく人、その活動への支援を続ける人など、
取り巻く人々と一緒に生活・仕事・生きていく姿を見つめ、
それぞれの“十人十色の虹色の人生”を描く番組。

第1話 10月3日(金)よる8:25放送

鈴木友子さん医療的ケア児がつなぐLGBTQ+当事者との縁
鈴木友子さんとMOUさんカップル

医療的ケア児・大惺くんの「七五三写真をどうしても撮りたい」という強い想いが結び付けてくれた、鈴木さん一家とMOUさんカップルとの出会い。「各々が普通に生まれてきているだけ」という母・友子さんの言葉に込められた願い。

第2話 10月10日(金)よる8:25放送

土橋あゆ子さんXジェンダーの家族を通してLGBTQ+の支援活動へ
土橋あゆ子さん

“娘”の突然のカミングアウトに動揺し、とまどいを隠せなかったあゆ子さん。「ありのままに生きたい」という強い願いを後押しするため、様々な支援活動に参加するように。心に秘めた、互いへの感謝の言葉を口にする。

第3話 10月17日(金)よる8:54放送

松井玲子さんLGBTQ+のろう者を支える
松井玲子さん

「同じタイミングで笑い、感動する」。そのために、自分をツールボックスとして使ってほしいという松井さん。手話通訳者として、ろう者のLGBTQ+当事者を支える活動を続けている。彼らにとって、なくてはならない存在として。

第4話 10月24日(金)よる8:54放送

谷口萌さんLGBTQ+の当事者。当事者同士をつなぐ活動も続けている
谷口萌さん

LGBTQ+当事者であることをオープンに、獣医師として働く谷口さん。職場の同僚からも信頼される、明るく前向きな人柄。当事者だからこその視点を大切に、当事者同士をつなぐ地道な活動も続けている。

ラジオ特番

Coming Soon
サタカン Rainbow Wonderland
  • 2025年11月1日(土)13時~15時放送
  • 出演者:ルーシー、コガ☆アキ、
    よしひろまさみち(ゲスト)
九州レインボープライドの開催初日に、土曜お昼の人気番組「サタカン Wonderland」とコラボした特別番組を生放送!
性的マイノリティの当事者の想いや、当事者を取り巻く環境、支える方々へのインタビューを交えながら、今年のテーマ「違いを超え、違いをチカラに」変えていくためのヒントになる情報を発信していきます。
また、九州レインボープライドに毎年足を運んでいるルーシーが会場の県営天神中央公園から生中継。当事者の方や来場者の方の生の声を楽しくにぎやかに届けます。

その他の番組

Coming Soon

過去の放送内容

2024年

LGBTQ+辞典

性的マイノリティ(セクシュアルマイノリティ)
性的指向や性自認などに関する少数者のこと。性別に違和感がなく異性を愛する人が多数者であることに対し、LGBTQ+の人たちを総称して使うことが多い。「セクマイ」と略されることもある。
性自認
自分がどんな性別と思うか、という概念。よくわからないと感じたり、大人になってから変わったり、揺らいだりすることもある。
性的指向
自分がどんな性別を好きになるか、という概念。よくわからないと感じたり、大人になってから変わったり、揺らいだりすることもある。好きにならない人もいる。性的「嗜好」や「志向」とは異なる。
レズビアン
性自認が女性で、性的指向が女性に向く人。
ゲイ
性自認が男性で、性的指向が男性に向く人。
バイセクシュアル(両性愛者)
同性も異性も好きになる、性的指向が男性・女性どちらにも向く人。
トランスジェンダー
出生時に割り当てられた性別とは異なる性別、あるいは男女どちらの性別でも生きる(生きたいと望む)人たちの総称。また、身体と心の性別に違和感・不一致感をもつ人を総称する言葉として使われることも多い。
クエスチョニング
自分の性自認、性的指向について定まっていない、明確にできない、したくない人。LGBTQと称する時の「Q」は主にクエスチョニングを指す。
クイア
元々は英語で「奇妙な」「風変わりな」という意味で、差別的に性的マイノリティを侮蔑する言葉だったが、性的マイノリティの当事者がポジティブに自称する言葉として使いはじめ、LGBTQ+をまとめてクイアと表現することもある。
同性愛者(ホモセクシュアル)
同性が好きな人。ゲイは男性同性愛者、レズビアンは女性同性愛者のこと。※「ホモ」「レズ」「おかま」という言い方は差別的に使われる言葉。
異性愛者 (ヘテロセクシュアル)
異性が好きな人。「異性が好きな人」も性的指向のうちの1つ。同性愛者から見た異性愛者を「ノンケ」と言うこともある。
Xジェンダー
出生時に割り当てられた性別に関わらず、性自認が男性・女性に二分できない人。最近ではノンバイナリーと称されることもある。
パンセクシュアル
全性愛。すべてのセクシュアリティの人を恋愛対象とする人。バイセクシュアルが男女の性別を基本にした見方であるのに比べ、性別は男女だけでなくいろいろな人がいることが前提。
アセクシュアル
恋愛感情の有無に関わらず、他者に性的に惹かれることがない、性的関心を抱かない人。「アセク」と略すこともある。性的指向の1つ。
アロマンティック
他者に恋愛的に興味関心を抱かない人。恋愛感情を抱かないだけで、性的感情や愛情を持つ人もいる。
性同一性障害
医学的な診断名で、身体的性別と性自認のずれに苦悩する人に対して使われる。WHO(世界保健機関)の「国際疾病分類(ICD-11)」では、「性同一性障害」が「精神障害」の分類から除外され、「性の健康に関連する状態」の分類の中の「性別不合」に変更されている。一方、出生時に割り当てられた戸籍上の性と性自認が一致しない「状態」は、「性別違和」や「性別不合」と表記する。
性別適合手術
性器を望みの性別に近づける手術。以前は「性転換」と言われていたが、2002年に日本精神神経学会が「性別適合手術」に統一した。
ニューハーフ
男性が女装して女性的な振る舞いをし、主に接客業などに従事する人を指す言葉。
おかま/おなべ
女性的な服装や言動をする男性に対して使ったり(おかま)、男性的な服装や言動をする女性に対して使ったり(おなべ)する言葉。性的マイノリティの当事者が自称することもあるが、不快に感じる当事者も多い。
カミングアウト
自分が性的マイノリティの当事者であることを認め、それを自らの意志で誰かに打ち明けること。
クローゼット
自分のセクシュアリティを隠して暮らすこと。
アウティング
本人の了承を得ずに、ある人の性自認や性的指向などを第三者に伝えてしまうこと。当事者の命にも関わる重大な行為。
SOGI(ソジ・ソギ)
性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字で、誰もがそれぞれのセクシュアリティを持っているという考えに基づく概念。
SOGIハラスメント
相手が性的マイノリティの当事者かどうかに関わらず、性的指向や性自認に関する差別的な言動やからかい、精神的・肉体的な嫌がらせをすること。「ソジハラ」とも言う。
アライ
性的マイノリティのことを理解し、自分にできることは何かを考えて行動する人のこと。英語の「同盟、支援者」が語源。

参考:福岡県「RAINBOWガイドブック」令和2年、東京レインボープライド、電通「電通LGBTQ+調査2023」、JobRainbow

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