地域にみんなの居場所を
LGBTQ+の課題は、日本国内でも認知されるようになりました。
しかし今も、ネット上でも日常生活でも、当事者への心無い発言が目に付きます。
「差別のない社会」には、当然、性的マイノリティの方々も含まれます。
誰もが居場所を見つけることができる社会。
そして何より、子どもたちが、自身のセクシュアリティが原因で
居場所を無くしたり、傷ついたりすることがあってはなりません。
そのために、まずは正しく認知すること。当事者の声を広く周知すること。
もしも、自分の家族だったら、友人だったら、仕事仲間だったら—
そんな視点で、“自分事”として捉えること。
KBCでは当事者の方々の想いや活動などを伝える
「レインボーWeek」プロジェクトを展開します。
ここ福岡・佐賀の当事者もそれ以外の人たちも、
互いに等しく尊重し合えるような社会づくりの一助を目指します。
私たちの取り組み
2024年10月21日(月)~10月27日(日)の1週間、
KBCのテレビ・ラジオの各番組で、性的マイノリティについて考える企画を放送
その他、ミニ番組の制作・放送や、
KBCグループ内での性的マイノリティについて学ぶ講演会の開催も
※放送時間は変更になる可能性があります
“普通とはなんなのか”
“普通”の人生なんてものはなくて、それぞれが、それぞれの色の人生を進んでいるはず。
辛い時に一緒にいてくれた人。迷った時に勇気をくれた人。無条件に受け入れてくれた人。
誰にも等しく「大切な人」がいる。
それはどんな人生も変わらない。
色とりどりの人生を歩む“普通”の性的マイノリティを描く番組。
第1話 10月18日(金)よる9:48放送
美咲さん(男性の身体で生まれ 現在は本来の性である女性として生きる)
息子が小学5年生の時にカミングアウト。その時は「“普通”のお父さんじゃないと嫌だ」と泣かれたが、今は「お父さんみたいな人がいても“普通”」と受け入れてくれる。息子からのサプライズの手紙に綴られていた感謝の言葉。“普通”の家族の姿のあり方とは?
第2話 10月25日(金)よる8:54放送
ユメハさん(男性同性愛者)
19歳の時にカミングアウトを決意。悩んでいた時、母から贈られた「世間の普通は普通じゃない」という言葉。そして今、過去の自分に手紙を書き、かつて悩んでいた自分自身へ向けてアドバイスを贈る。
第3話 11月1日(金)よる9:48放送
エマ・ジャクソンさん(Xジェンダー・女性同性愛者)
人生で一番辛い時、朝も夜も付き添って支えてくれたのはゲイバーのママ。ママからの言葉を胸に、比べ物にならないほどの心の痛みすらも無理に乗り越えるのではなく「痛みを大切に、生涯愛し続ける」ことで自分らしく生きていく。
第4話 11月8日(金)よる9:48放送
松尾ゆうさん(女性として生まれ現在は男性として生きている)
中学生の時、母親に性同一性障害ではないかと言われ、自分の性に向き合った時に綴った手紙。それを読んだ母親の「無言の肯定」に今でも支えられている。そして今、その手紙は自身の一生の支えとなった。性の枠に捉われず、心の赴くままに生きていく。