高齢者のためのスマホ教室
2024年3月18日放送
[福岡県立東筑高等学校2年 渡辺美紀]
「高齢者の方々の力になりたい」という思いから始めた渡辺さんの活動に続々と高校生が賛同し、
いまでは7つの高校から30人以上が集まるまでに広がっています。
福岡県立東筑高等学校2年の渡辺美紀です。
私は、高校生のボランティア団体『ふーぷ』を立ち上げ、『高校生が教えるスマートフォン教室』を開いています。
近年、デジタル化が進み、私の祖父母世代の方の多くがデジタル機器の操作の難しさやスマホへの抵抗を感じている現状があります。 これを解決するために、スマホを自然と使いこなせている私達高校生がシニアの方のお力になれるよう、活動に励んでいます。
『ふーぷ』は高校生達で協力し合いながら、人との繋がりの輪を広げ、コミュニケーションの場をつくり、様々な世代の人が公平に楽しく生きられる社会を目指して活動しています。
スマホ教室で高校生は、スマホの使いこなし方をお伝えする一方、人生経験豊富な先輩方から様々なことを教えていただき、高校生もシニアの方もとても楽しく充実した時間を過ごし、いつも笑顔が溢れています。
現在、福岡県内の7つの高校から30人以上の高校生が集まっています。学校との両立が出来るよう、普段はオンラインでミーティングや作業をし、土日や長期休暇に対面で集まり活動しています。
また、一緒に活動してくれる高校生を大募集しています。ご興味があればご連絡ください。
『ふーぷ』の活動は、同志の高校生の頑張りや周りの方々のご協力など、たくさんのお力をいただいて成り立っており、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も多くの方のお役に立てるよう、高校生なりに精一杯頑張ります。