コンポストスターターキット開発プロジェクト

2024年3月11日放送
[博多女子高等学校 地域共創部]

コンポストスターターキット開発プロジェクト!
博多女子高等学校 地域共創部の生徒が、社会問題の解決にチャレンジしています。
地域の問題解決のために県内の多くの生産者の方々と関わりをもち、廃棄物の問題などに取り組んでいます。

私たちは博多女子高等学校 地域共創部です。

地域共創部では、地域の問題解決のために県内の多くの生産者の方々と関わりをもち、廃棄物が問題となっていることに気がつきました。そこで、既存の段ボールコンポストを使って食堂の残渣を毎日投入し、廃棄物を減らせるか調査しました。しかし既存の段ボールコンポストにはいくつかの問題があるため、大きさや見た目、臭い対策などを改善すればより利便性が高まるかと考えました。

2回目のコンポストでは、臭いや虫の対策としてハッカ油やコーヒー殻を使用しました。その結果、1回目に比べて虫の発生を抑えることができました。また素材については、雨や湿気で段ボールコンポストが崩れないように、新素材の提案を行いました。

他にも、コンポストの知名度が低いという問題点を解決するために、コンポストでできた培養土を利用したワークショップを開催し、小さな子どもから大人の方々まで、広く環境問題に関心を持ってもらうようにしました。

これまで、毎月一回福岡県内各地でワークショップを開催してきました。参加した皆さんからは、「環境問題に関心を持った」という意見を多くいただきましたので、今後も継続して実施していきたいと考えています。今後の私たちの活動にご期待ください。