プロジェクト名
『高校生が考える避難所作り~防災キャンプにチャレンジ~』

2024年3月4日放送
[上智福岡高等学校 2年 永田紗世さん]

プロジェクト名『高校生が考える避難所作り~防災キャンプにチャレンジ~』
災害時、自分たちに何ができるのかーという問いかけから始まったこのチャレンジ。
高校生による高校生のための高校生ならではの視点で企画した「防災イベント」も開催予定です。

上智福岡高等学校2年の永田紗世です。

私はこの約一年間、「高校生が考える避難所作り」というものをテーマに活動を行ってきました。
どうして「高校生が考える」という学生に限定しているのかというと、こんな話を聞いたことがあったからです。もし災害が発生した場合、高齢の方は自分自身が安全に避難すること、そして親世代は、幼い子どもと一緒に避難することが、どうしても優先になりがちであるため、学生という立場は、災害時にとても重要になってくるということでした。しかし、実際私の通う高校でアンケートを取ってみたところ、「災害発生時、具体的にはどのような行動を取ったらいいのかわからない」という人が大半であるということがわかりました。

ある程度、自分の意思で行動でき、そして体力もある学生という立場は、災害時に大きな鍵になるにも関わらず、正しい行動や対応が広まっていないという現状を解決し防災意識を高めるために「高校生が考える避難所作り」というイベントを企画しました。

来場した高校生同士でグループになり、ダンボールでシェルターを作ったり、高校生の視点から災害・避難時に使える新しい防災グッズを考案したり、実際に非常食を食べてみよう!という企画もあります。

このイベントは、3月17日日曜日 福岡大学総合体育館で開催します。たくさんの高校生の参加をお待ちしております。