放送内容

日本赤十字社の活動について~その3 日赤の救急法講習について(後編)

2025年05月20日

[番組で紹介した情報]

(太田)KBCラジオ ヒルマニ 後半のこの時間は「みんなで防災」をお送りします。

(太田)ヒルマニ火曜日後半戦
今週は「KBCラジオ みんなで防災!」をお送りします。
KBC防災ネットワーク主幹兼解説委員の太田 祐輔です。

引き続きスタジオには加藤恭子アナウンサーです。

(太田)この時間はあなたの命を守る防災について考えていきます。

(太田)今月5月は赤十字月間です。4週にわたって災害時にいち早く現地に駆け付け、救護活動に重要な役割を果たしている日本赤十字社についてお送りします。

今週は日本赤十字社の活動について~その3 日赤の救急法講習について(後編) 日本赤十字社福岡県支部の牛嶋滉(うしじまこう)さんにお話を伺います。

(太田)牛嶋さんは3月にに救急法指導員の資格を取得したばかりなんだそうですが、 どうして資格を取得しようと思われたんでしょうか。

(牛島さん)はい、私もですね最初はまず救急法基礎講習に参加をしました。
その基礎講習の中で、実際に救急法の普及に努めてる指導員の姿を見たり、 あとは受講されてる方々の目の輝き、そういったものを見て、私自身も受講者としてはなく指導員となって、1人でも多くの人に救急を普及して、その先にある助かる命、そして助けられる命の可能性を広げたいと思って救急法の指導員の資格を目指しました。

(太田)実際に指導員としての活動もやってみていかがですか。

(牛嶋さん)そうですね、救急法の指導者になる上でたくさん勉強しましたが 、実際に指導していく中でまた新たに学ぶことができます。「こういったように皆さんは考えられているんだ。もっと こういう風に教えた方がいいんだ 」そういった いろんな学びや気づきがあります。

(太田)牛嶋さんの場合は、 日本赤十字社の職員として、救急法 の講師の資格を取られたのですが、 日赤の職員の方以外でも指導員にはなれるんですか。

(牛嶋さん)なれます。

(太田)実際にどのような方々が指導員になっているのでしょうか?

(牛嶋さん)実際にいま活動している方々で言えば、会社員の方や 学校の先生あとは 主婦の方とかそういった幅広い方がボランティア指導員として、 ボランティアとして 我々と講習をおこなっています。

(太田)どうすれば、この救急法指導員になれるんでしょうか。

(牛嶋さん)まずは 救急法基礎講習を受講していただきます。その次に救急法救急員養成講習を受講します。
養成講習は2日間あります。それが終わると救急法指導員養成講習がありますので、指導員養成講習にも参加していただければ救急法の指導員として実際に救急を普及することができます。

(太田)その指導員の養成講習はどれぐらいの頻度で行われますか。

(牛嶋さん)救急法の指導員講習としては、昨年度令和6年度に実際に指導員養成講習を開催しました。今年度は 救急法の指導員養成講習ではなく、「幼児安全法指導」 の養成講習、そして「水上安全法」の指導員養成講習を開催する予定です。
救急法の指導員になりたい方であれば、来年度以降にお申し込みいただければなと思っております。

(太田) 日本赤十字社福岡県支部が行っている講習には「救急法」と「水上安全法」と「幼児安全法」と「健康生活支援講習」というのがあるんですけど、それぞれの指導員をだいたい隔年で養成講習が行われているわけですね 。
牛嶋さんは、どういった人たちにこの救急法の指導員になってほしいと考えてますか。

(牛嶋さん)まずは我々日本赤十字社の使命である「苦しんでいる人を救いたいという思いを結集しいかなる状況下でも人間の命と健康尊厳を守る」というのがありますので、その使命に共感できるような人、そして一緒に行動してくれるような人と私は一緒に救急を指導員としてさらに講習を普及していきたいなと思っています。

(太田)どうやって申し込めばいいのですか?

(牛嶋さん)まずは 日本赤十字社福岡県支部のホームページで受講資格、そして募集要項を確認していただき、もしわからないことがあれば 日赤 福岡県支部の方にお問い合わせしてください。

(太田)KBCラジオ「みんなで防災」

今週は日本赤十字社の活動について~その3 日赤の救急法講習について(後編)
日本赤十字社福岡県支部の牛嶋滉(うしじまこう)さんにお話を伺いました
このような日本赤十字社の活動は、みなさんからの寄付によって
成り立っています。寄付の方法など詳しくは、日本赤十字社 福岡県支部のホームページをご覧ください。

URL⇒ https://www.jrc.or.jp/chapter/fukuoka/

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