放送内容

日本赤十字社福岡県支部の活動 福岡県青年赤十字奉仕団について ~前編

2024年10月16日

[番組で紹介した情報]

(太田)「KBCラジオ みんなで防災!」KBC解説委員の太田祐輔です。

(百市)百市なるみです。

(太田)毎週この時間は、あなたの命を守る防災について考えていきます。

(百市)今日のテーマは「日本赤十字社福岡県支部の活動 福岡県青年赤十字奉仕団について~前編」です。

(太田)災害時にいち早く現地に駆け付け、救護活動に重要な役割を果たしている日本赤十字社。その日本赤十字社の福岡県支部に青年赤十字奉仕団という組織があります。
おおむね18歳から30歳の社会人や学生などで組織されたボランティアグループです。
どのような思いを持って活動を行っているのか、青年赤十字奉仕団の団員 古賀夢子さんにお話しを伺います。

(古賀)青年奉仕団は赤十字のボランティア精神に基づいて、社会保障を行うために作られた団体で、誰かの役に立ちたいとか社会の役に立ちたいという思いを持つ18歳以上の方から社会人の方まで様々な年齢層で参加しています。

(太田)どういう方々が参加されていますか?

(古賀)医療系の方も結構半分ぐらい、活動しているメンバーの半分ぐらいが医療系の方で、全然医療系ではない方も結構いろんなところから参加してもらっています。住んでいる場所は福岡市内に限らず、北九州市や筑豊地方から参加してくれている方もいらっしゃいます。

(太田)何人くらいいますか?

(古賀)約20人程度ですね。

(太田)どういう形で活動していますか?

(古賀)活動としては、赤十字の方々が行っているイベントのサポートだったり献血活動の啓発活動や、募金活動や海浜清掃など幅広く活動しています。基本的に団員の自主性に基づいているので、決まった活動を毎回、毎年やっていくわけではなくて、こんな活動してみたいとかこのボランティアしたいっていう意見をみんなで出し、その月の活動を決めたりしています。

先日、私も個人的に献血に行って、その献血した後で待ち時間があるのですけど、その待ち時間の間に献血センターの方とお話する機会があって、何か私たちにボランティアできることないですかっていう話したところ、献血センターの前とか周辺で、平日あんまり献血する方がいらっしゃらないということで、平日のお昼とかに献血しませんかっていう呼びかけをしてもらえたら嬉しいという話を聞けたので、それを他のメンバーに提案して、もしみんなで時間があったらやってみませんかっていう話をしました。

(太田)意見を出し合うって、どんな雰囲気で出し合っているのですか?

(古賀)みんなであつまった時は、面と向かってみんなでこんなことあるのだけどやってみないとか、こういうことしたら面白いよねっていうのを話しますし、私のこの今回の献血のボランティアの話はもう全然会う機会はなかったので、LINEで普通に青年奉仕団の長の方とLINEをして、こういうことを話してもらったのだけど、もし時間あったらみんなでやってみないかっていうのを、普通にLINEで話しました。

(太田)そういうふうにLINEでコミュニケーションとりながら、赤十字社から言われて活動するのではなく、自分たちでやっていくものを見つけながら実行するのですね?

(古賀)そうですね。今、話が進んでいるのは、大分の青年奉仕団の方とオンラインで対談して、どのような活動しているのかいうのを情報交換しようっていう話は進んでいます。

(太田)ではまたそれで大分の青年奉仕団の方と友達になったりとか輪が広がっていくのが楽しそうですね。

(古賀)はい、楽しいです。

(百市)福岡県青年赤十字奉仕団の活動が何よりも自主的にみなさん動いているというのが取っても印象的で、その姿勢に私たちも学ぶことがたくさんあるなと感じました。

(太田)やりたいことが次から次に出てくるという姿勢が良いですよね。

(百市)今日のテーマは「日本赤十字社福岡県支部の活動 福岡県青年赤十字奉仕団について~前編」でした。

このような日本赤十字社の活動は、みなさんからの寄付によって成り立っています。
寄付の方法など詳しくは、日本赤十字社 福岡県支部のホームページをご覧ください。

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