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放送内容

地元を愛した獣医

2026年10月10日

[鹿児島県]

園田兵助(2)

とんかつ

鹿児島を代表するグルメ、黒豚。
この黒豚の父と呼ばれているのが、貧しい住民を救うために尽力したひとりの獣医でした。

馬

園田兵助。
今から100年以上前、本土の最南端にあるカツオ漁が盛んな鹿児島県枕崎市の獣医でした。父親が薩摩藩で馬の世話をする仕事に就いていたため、その手伝いをしながら動物の知識を深めていた園田少年は、20代で獣医になります。

兵助のひ孫 園田病院院長 園田真也さん
「昔は、親の仕事を子供が受け継ぐのはルーチンの流れでした。その中で動物に対する愛情もあったので、自分の天職と心得てやっていたのではないかと思います。」

牛乳

そして、園田は獣医として地域貢献することを考え、牛乳の販売を始めます。

兵助のひ孫 園田病院院長 園田真也さん
「枕崎地区の栄養状態が貧困なことを非常に危惧している面があった。
そのために、非常に栄養価が高い牛乳が人の成長に欠かせないものと考えて、子どもや病院などにいきわたるように、できるだけ安い値段で提供しようと心がけていたと聞いています。」

獣医として得た知識や利益をこの地域の人々の暮らしに役立てたいと考えていた園田が黒豚と運命的な出会いを果したのは、獣医となって7年目のこと。
それは枕崎を襲った大災害がきっかけでした。

被害を受けた町で生計を立てる手立てはないものか、と園田が考えた秘策とは―。

過去の放送内容