神楽のまち豊前
2026年01月31日
[福岡県]
豊前神楽(4)

国の重要無形民俗文化財・豊前神楽。
600年以上の歴史を持つ祈りの舞は地域に文化として根付いていました。
豊前市には今でも6つの神楽団体があり、年間約50の神社で神楽が奉納されています。
そんな豊前市の神社にはある特徴が…。
【求菩提資料館 栗焼憲児館長】
「通常神社というのは拝殿があってその奥に神殿があります。豊前の場合は拝殿の横に神楽をするための楽屋みたいなものが設えられているというのが大きな特徴だと思います。場合によっては別棟があって廊下で結ばれていてそこを花道のようにして出てくる。」

そして豊前市では、歴史ある神楽の未来を担う次世代も育っています。
小中学生が練習していたのは盆神楽。米を乗せた盆を持って舞う奉納神楽の演目です。
かっこよく舞う先輩たちの姿を見ながら次世代も成長を続けています。
各地で独自の発展を遂げた神楽は、ユネスコの無形文化遺産への登録を目指して今、提案への準備が文化庁で進められています。もちろん豊前神楽もそのひとつです。
600年以上の歴史を重ねた唯一無二の神楽は、世界へ未来へとつながっていきます。